榾火山の会

(ほだびやまのかい)

三国岳 山行報告

参加者   OM(CL)、KY、KY、SH、SM
2022年8月22日
昨日は雨天で例会は中止にしましたので、改めて都合の良いメンバ-だけでの個人山行です。何時もの通り堅田駅で待ち合わせて、久多集落を通り抜けて久多川の岩屋谷・滝谷出合に駐車。
準備後京都府立大学久多演習林管理棟への道路を辿ります。道路は昨日の雨で泥濘状態の所も有り、山道でのヒルの来襲が予想されます。管理棟横の山道に入ったとたん、もうヒルの歓迎を受けた様で、2番目以降を歩くメンバ-から早速賑やかな声が上がりますので、お互いに付着していないか確認します。

岩屋谷・滝谷出合を出発            京都府立大学久多演習林管理棟横から登り始めます

その後も山道には立ち上がってユラユラと全身を揺らしているヒルも見られるので、急いで通り過ぎます。急斜面の九十九折の山道が終わるとなだらかな尾根になり、地面も乾いて来たので一安心ですが、まだまだ油断禁物でズボンに這い上がっていないか時々確認しながら稜線へ向けて登ります。

稜線直下から天狗岳方面             三国岳への稜線に登って来ました

三国岳への稜線は余り歩かれていないのか少し荒れ気味ですがブナの大樹も点在する気持ちの良い稜線で天気が今一つなのが残念です。高島トレイル最終点(現在は更に南の方に延長されて居る様ですが)の三国岳の山頂はウィ-クデイで我々だけです。

ナツエビネ           三国岳山頂にて

昼食後岩屋谷への急な尾根を濡れた木の根を踏んで滑らない様に慎重に下り、岩屋谷の直前に三の岩屋への道標が有ったので寄り道して見に行きますが、沢に沿って少し登らなければならないので濡れた岩で滑る可能性が有り、行くのを止めにして元の道に戻り岩屋谷・ぶどう谷出合に降り立ちます。

岩屋谷へ下ります               岩屋谷に降りて来ました

此処から演習林管理棟までは主に岩屋谷左岸を下りますが、登山道は殆ど崩落しており斜面をトラバ-スする踏み跡は、通過する人も少ないのか殆ど消えかけて、所々に有るテープを目印に下ります。濡れていて不安定な斜面や倒木に邪魔されてのトラバ-スは今日一番の難路です。

今日一番の難路です               三国岳ルート図(クリック拡大)

岩屋谷・滝谷出合に到着し、汗に濡れた衣類を着替えますが、私を含めて殆どのメンバ-はヒルに好かれた様子で、車の中にまで付いて入ったヒルを見つけては賑やかになりますが、幸い雨に降られず半月ぶりの楽しい山でした。

コ-スタイム
岩屋谷・滝谷出合(8:20~8:33)→京都府立大学久多演習林管理棟(8:49~8:54)→天狗岳稜線(10:04~10:12) →久多分岐 (11:16) →三国岳(11:25~11:53) →岩屋谷(12:50~12:58) →京都府立大学久多演習林管理棟(13:22)→岩屋谷・滝谷出合(13:36)