榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AM、IA、IS、IS、KY、KY、SH、SM、HE、YK、YK  12名

2022年11月2日 毘沙門岳
朝5時前に目が覚めて外に出て見ると真上にはオリオン座、昴(プレアデス星団)が輝いており今日の好天を約束しています。午前7時過ぎに満天の湯入口の駐車場に着くと既に数台の車が止まっています。この駐車場からは大日岳へも登れますので殆どの人は大日岳に行かれたでしょう。準備後登山口から入りますが、以前はゴルフ場の取付道路を利用して林道に入り、林道に駐車して登れたと思いますが、現在は取付道路と並行した迂回路をスゲオリ谷源頭付近まで一旦下ってから林道まで登り返すルートになっています。夜露に濡れた沢沿いの道で転倒し右半身がドロドロになってしまい冷たいですが、好天ですからその内に乾くのでそのまま登ります。

出発です                    迂回路を進みます

杉と落葉松のなだらかな混交林を尾根迄登り着き、灌木とササで展望の無い登山道を少し登るとスキー場(夏場はゴルフ場)リフトの終点となりササをくぐり抜け、立入禁止の標識の横に立つと別山から南下する大日岳を初めとする白山の前衛峰の山々の展望が開けます。

昨日登った鷲ヶ岳(中央尖った山)        山頂直下より北アルプス、乗鞍岳、御嶽山(頭だけ)

暫く展望を楽しんだ後毘沙門岳への登山道に戻り、Co1200m付近で現れて来るブナ林の登山道を進み、一旦下った後急坂を登り切る
と毘沙門岳の山頂ですが、急登の途中で振り返ると別山を背景に石徹白川の段丘上に広がる石徹白集落の雄大な景色が、更に右手には剣岳を初め立山から穂高岳への北アルプス、乗鞍岳、御嶽が雲一つない青空の下に広がっています。

毘沙門岳山頂にて               下山時、山頂直下より石徹白を囲む山々(西側)

下山時、山頂直下より石徹白を囲む山々(東側)   リフト終点にて別山背景に

山頂には予想通り先行者はおらず我々だけの独占です。生憎山頂からは南側の展望しか有りませんが奥美濃の生が重畳と連なっています。早い昼食中に女性の単独者が登って来られたので集合写真を撮って頂き下山に掛かります。

お疲れ様                   毘沙門岳ル-ト図(クリック拡大)

登山道は狭く山を背景にした集合写真が取れないので、リフト終点で別山と大日岳を背景に集合写真を撮ります。途中、旧桧峠に寄り道します。桧峠は白山信仰に於ける美濃禅定道上に在り、かつては多くの信仰者が行きかったと言われています。此処からは迂回路を通らずゴルフ場の取付道路を通って駐車場まで戻ります。
コ-スタイム
毘沙門岳登山口(7:17~7:24) →スゲオリ谷源頭(8:03)→林道からの登り口(8:10~8:16)→リフト終点(8:48~8:52)→毘沙門岳(9:51~10:30) →リフト終点(11:24~11:26→スゲオリ谷源頭(12:02) →旧桧峠(12:27) →毘沙門岳登山口(12:34)