榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IA、IR、KY、KY、SH、SM、MN、YK、YK                                       10名

記録
2023年2月12日
今回の例会は10年ぶりの福井・滋賀県県境の音波山です。日曜日なので次々と車が到着し、我々も駐車代1,000円を払い駐車します。ベルク余呉スキー場跡への入口でワカン、スノーシュ-を履いて急斜面に取付きます。50m程登ると傾斜は緩くなり5~10cm程沈む重い雪の尾根を登って行きます。P741の手前でベルク余呉スキー場跡からの尾根に合流するとトレースが現れて来ます。

出発です                     急斜面を登ります

同時に10年前には無かったと思った雪に覆われた広い道路が現れて来ます。トレースは道路を辿って続いていますが、我々は尾根上を辿って進みます。3番目の鉄塔付近まで登ってくるとこれから辿る尾根が見えて来ます。右の方に見慣れない鉄塔が立っていますが、三十三間山、庄部谷山、金糞岳等で見られる風力発電設置の為の風況観測塔の様で、この道もその為に切り開かれた作業道の様です。無雪期の登山道は今後はこの作業道になるのでしょうね。

 

3番目の鉄塔にて                3番目の鉄塔よりこれから辿る尾根

栃ノ木の三角点は雪に埋まっていますが山名標は関電の無線中継所の柵にぶら下がっています。此の辺りからブナ林の尾根になり先頭を交代しながら進み、風況観測塔の横を回り込んでしばらく登ると音波山の山頂に到着ですが、コースリ-ダは尾根の小ピークの様な山頂に気付かず下りかける程で、オレンジ色の板に書かれた山名標は見落としそうな程簡素です。

5番目の鉄塔へ                 ブナ林を登ります

音波山山頂にて                山頂より東~南側の山々

上谷山、大黒山は比較的はっきりと見えるのですが南方の湖北の山々、比良山地は生憎の春霞の中に埋もれかけています。好天ですが風が冷たいので風を避けてのんびりと昼食。昼食後は先頭を交代しながら往路のトレースを辿り下山しますが、途中で単独行の方と行き違っただけでこんな好天の日曜日なのに誰にも会いません。

最後の急斜面を下ります             音波山ル-ト図(クリック拡大)

余呉高原スキ-場で大勢の方が楽しんでいるのを見ながら下山。駐車した第二駐車場は半分程度埋まっています。好天下の雪上ハイクお疲れ様でした。

コ-スタイム
余呉高原スキー場駐車場(9:03~9:21) →P741(10:10~10:18)→栃ノ木(10:46) →音波山(11:50~12:32)→栃ノ木(13:20~13:25)→P741(13:48)→余呉高原スキー場駐車場(14:25)