加者 OM(CL)、IA、IS、SH、SM、NA、MN、YK 8名
記録
2023年3月27日 黒姫山
今回は12年ぶりの黒姫山の例会です。天気予報では26日の低気圧通過後冬型になり、概略では徐々に晴れて来るとなっていますが、予報の信頼度は前後の日は「A」となってているのに27日だけは「C」のままですが、山は雨ではなく雪との予報だけを信用してラッセルが厳しくて山頂まで届かない場合は行ける所まで行くつもりで決行します。雨の中を車2台で名神高速道~中央自動車道~長野道と乗り継ぎ麓の長野市に到着。未だ雨が降っていますが明日朝は止んでいることを祈って就寝。翌日は雨は上がって薄日が差す曇り空の下を戸隠高原大橋の駐車場に到着。
出発です 朝日が射して来ます
天気予報通りの曇り空ですが、最も心配した雪は積もっておらず道路も所々白くなっている程度で積雪はゼロです。駐車場は我々の車だけで、準備後出発しますが、林道上も初めの頃は地面が現れている程で、3月にしてはかなり少ない様な気がします。雪が繋がって来ても雪が緩んでいるので歩きにくいのでトレースの上を歩きます。
外輪山縁への急登 外輪山縁を登ります
登山道に入ってからも登山道の脇は笹薮が現れている程で積雪は20cm以下でしょう。それでも高度を上げるに従って雪も締まって斜面の傾斜も増して来たのでCo1580m付近で軽アイゼンを履きます。外輪山の縁迄登ってくる頃になると上空に青空が広がって来て高妻山方面も見えて来ますが山頂は未だ雲の中です。
山頂が見えて来ます 山頂へ
外輪山の縁の日当たりの良い所は雪か消えて登山道が現れている所が有ります。12年前の4月末に登った時の写真を見るとまだ真っ白な状態ですので、後1ヶ月もすれば登山道はすっかり現れている事が予想されます。山頂直下は尾根芯の雪が無くて通過できず大きく左を巻き上がり山頂に到着。山頂の上空は青空なのですが高妻山方向を除いてはガスに覆われて展望は有りません。
黒姫山山頂にて 山頂より高妻山
そちらの方向も時々北アルブス北部の五竜岳、唐松岳が顔を出す程度ですが、天気予報よりは随分いい状態ですので、風も弱く温かい日差しの中、我々だけで山頂を独占してゆっくりと昼食。下りは更に雪が緩くなっているので、時々踏み抜きながら下山して、大橋の駐車場に戻って来ました。時間も早いので善光寺にお参りして宿舎に戻ります。
林道まで降りて来ました 黒姫山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
大橋駐車場(6:50~6:58) →登り口(7:41)→外輪山縁(10:00)→黒姫山(11:22~12:09)→外輪山下降点(12:59~13:09) →登り口(14:15)→大橋駐車場(14:51)
2023年3月28日 斑尾山
今日は帰宅日ですので斑尾山はリフトを使用してCo1350mピーク手前まで登る予定です。リフトの営業時間は午前8時30分からですので、ホテルで朝食を摂ってから出発です。天気予報通り斑尾スキー場に近づくにつれて雲は取れて快晴になって来ます。スキーシ-ズンも終わりに近い平日ですので第8駐車場もガラガラです。8時30分の第2クワッドリフトに乗り次の第3リフトに乗ろうとしますが準備中の札が掛かっており、確認すると第3リフトは午前9時からとの事、そんなことは何処にも書いていないと文句を言っても仕方が無いので30分待って第3リフトに乗りCo1300m付近まで登り、準備後出発。
第3リフトを出発 山頂へ
春の日に照らされてかなり落ちてはいますが霧氷に覆われたブナ林の尾根をCo1350mピークまで登り一旦下って登り返すと斑尾山山頂に到着。
大明神岳にて 大明神岳より飯縄山(左)、黒姫山(中央)、妙高山(左)
ブナ林の山頂は展望が無いので少し下った大明神岳迄足を伸ばします。大明神からは西側の展望が開け、昨日登った黒姫山を初め北信五岳が見えて来ますが生憎北アルブス方面は雲が掛かっていて残念です。展望を楽しんだのち斑尾山に登り返し、朝一番に登ったCo1350mピークまで戻って来ます。
しだれ桜の様な霧氷 ゲレンデを下ります
此処からはタングラムスキ-サ-カスとの境界の尾根を下りますが、既にスキー場の滑走コ-スとしては閉鎖されており誰も滑っていませんので気兼ねなくコースの中央を下ります。下ったウエストバレ-のレストハウスから道路を歩いて第8駐車場に戻ります。
下ったゲレンデから振り返る 斑尾山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
斑尾スキー場第8駐車場→第3リフト終点(9:05~9:12) →斑尾山北峰(9:25)→斑尾山(9:38~9:45)→大明神岳(9:52~10:01) →斑尾山(10:10)→斑尾山北峰(10:22~10:30)→ウェストバレ-リフト乗り場(11:17~11:27)→第8駐車場(11:31)