参加者 OM(CL)、IA、KT、KY、SH、GM、TA、MN、YK 9名
記録
2023年5月9日 巻機山
当初の計画では7日に出発する予定でしたが、雨天で1日延期して8日の出発です。従って2日目の仙ノ倉山は中止することにします。代わりに10日の帰路で往復1.5時間程の東篭ノ登山に登って帰る事にします。前橋から車を走らせ桜坂駐車場に到着、既に数台の車が止まっています。昨日は降雪が有るとの予報ですが見た所、山の上の方は何となく白っぽくなっている様ですが大したことはないでしょう。
ブナの新緑が鮮やかです 残雪を登ります
快晴下なだらかな登山道から始まります。昨日は山の下の方は雨が降っていた様で登山道は濡れており、ブナの芽吹きの緑が新鮮です。Co1250m付近から残雪が現れて傾斜も増し残雪が繋がって来たので、少し登った所で軽アイゼンを履きます。灌木の枝が雪面から飛び出してヤブ状態の所も有り、枝をかき分けたり迂回したりしながら登ります。六合目展望所から割引沢を挟んで天狗岩、割引山が見えるようになりますが、灌木の枝のヤブは相変わらずです。Co1550m付近から笹の中の急な登山道になり、振り返ると谷川連峰の山々、苗場山などが見えて来ます。木製の階段を登り切るとニセ巻機山のなだらかな尾根になり、巻機山山頂までのル-トがはっきりと見えて来ます。
ニセ巻機の急登 ニセ巻機より山頂方面
ニセ巻機山を下ったコルには避難小屋が有り半分ほど雪に埋まっており入口、窓は木の板で塞がれていますが、ひとつの2階の窓は木の板が上にスライド出来るようになっているようで此処から出入り出来るかもしれません。避難小屋からは残雪を辿りながら登り巻機山への尾根に登り着きます。
谷川連峰を背景に 巻機山山頂にて
登り着いた所には巻機山山頂の山名標が設置されていいますが、駐車場横の案内板には此処は御機屋となっており、地形図でも此処から右手に進むと巻機山の山頂なっていますのでなだらかな尾根を登り切ると三角ケルンが有り表示は有りませんがここが巻機山の最高点の様です。山頂からは少し霞んではいますが、北には越後三山、東~南~西には尾瀬の山々、谷川連峰の山々、更には苗場山まで、360度の大展望です。
山頂より谷川連峰、苗場山方面 残雪を下ります
微風で暖かいので大展望を肴に昼食。昼食後は辿って来た道を下るだけですが、登って来られる方も居らっしゃいます。
午後は気温が上昇し、登山道は小川の様になっているので踏み抜かない様に注意しながら下ります。駐車場には水道が設置されたおり、ブラシも備え付けられており汚れた登山靴を洗い、管理人の方に駐車代500円を支払って終了です。
お疲れ様 巻機山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
桜坂駐車場(6:30~6:40) →五合目(7:51)→ニセ巻機山(10:29~10:42)→御機屋(11:19~11:24)→巻機山(11:33~12:14) →御機屋(12:21~12:32)→ニセ巻機山(12:56~13:02) →五合目(15:00)→桜坂駐車場(15:59)
2023年5月10日 東篭ノ登山
今日は帰宅日ですので湯ノ丸高原池の平駐車場より標高差160m余りの東篭ノ登山へ登り大展望を楽しむ予定です。ホテルで朝食を摂った後出発。本日も快晴なので大展望が期待できそうです。2時間程で池の平駐車場に到着。先着車は2台で広い駐車場はガラガラです。行程が短いので各人思い思いの恰好でカラマツ林を登り始めます。カラマツは未だ芽吹いたばかりで緑色が殆ど分かりません。登山道は段々急になるのにつれてガラガラの石の道になり樹木の無い一等三角点の有る山頂に到着。
東篭ノ登山を正面に見ながら登ります 東篭ノ登山山頂にて
事前情報の通り360度の大展望が広がっていますが、昨日からの好天で遠くの山々は春霞の中に沈んでいます。肉眼では確認できるのにデジカメで撮った写真には、帰宅後写っていない山も多く少々ガッカリですが2日間とも好天に恵まれていますので贅沢は言えません。
四阿山 北アルプス方面
30分ばかり山頂でのんびりした後はこれから6時間の帰宅時間が待っているので下山に掛かります。
お疲れ(?)様 東篭ノ登山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
池の平駐車場(9:15~9:25) →東篭ノ登山(9:58~10:24)→池の平駐車場(10:52)