榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AM、IA、IH、KT、KY、SH、SM、TA、HE、MS、MS、MN、YK、YK  15名

記録
2023年5月17日
周山でJRバスを京北ふるさとバスに乗り換え京都駅から約2時間で千谷口バス停に到着。今日は快晴で京都は夏日の予報が出ていますので、福井県境に近い此の辺りでもかなり暑くなりそうです。バスを利用しての例会ですので下山時間気にしながらの例会ですが、途中のヤブの状態が良く分からず時間が読みにくいのが難点です。アラレ谷沿いの林道を遡り「小越木」の案内板が有り、地形図に書かれている道が有る所で踏み跡を探しますが見つからず、少し害獣防止ネット沿いに少し登ってみますがヤブが酷く登れそうにないので小沢を挟んだ北側の支尾根を少し登ってみますが急傾斜に加えて、掴んで登れる様な灌木も少なく、大勢が登るのは危険と判断し、案内板から更に300m程「芦谷」の案内板まで遡り、末端から眺めると傾斜は先ほどの支尾根程無く支点となりそうな灌木も有るので此処から登る事にします。

バス停横のタニウツギは満開              急斜面を登ります

少し登るとネット情報の杣道が現れて来ますが、杣道は沢に向かっているので杣道を追わずに尾根芯を登り東塚谷峠の上部の八丁大道に登り着きます。此処まではヤブは有りますが大した事は有りませんが、掘割状に残っている八丁大道は倒木等で荒れ放題で歩き易い所も有りますが道を辿ると言うよりはヤブの薄い所を右に左に選びながら登って行きます。Co710m付近で突然開けた台地上の尾根になって来ますが、どうやら林道の残土捨て場の様です。登り着いた丹波広域林道には立派な道標が設置されています。少し下った所に鴨瀬芦谷山の登り口が有るはずですが案内板の柱が倒れて見逃します。気が付いて戻り踏み跡を辿り鴨瀬芦谷山に到着ですが周囲は樹林に囲まれ展望は有りません。

八丁大道                    鴨瀬(芦)谷山

鴨瀬芦谷山からコシキ峠までは杣道が有りヤブに埋もれかかった杣道を辿ってコシキ峠に到着。予定より30分程度遅れていますが日陰で昼食。峠からは時間に余裕が有れば稜線通しでソトバ山まで歩きたいのですが、この間はヤブが濃く林道の法面縁を通る所も有るとのネット情報も有り、大人数では時間が掛かり過ぎるのでCo670mピークを越えてから一旦林道に降りてソトバ山への登り口までカンカン照りの林道を歩きます。

ソトバ山までの稜線は倒木とヤブです         ソトバ山にて

登り口からソトバ山までは今日一番のヤブで大人数なので難渋しますが樹林に囲まれたソトバ山に到着。此処からはヤブの心配が無いので一安心ですが、東谷への道が一部崩れているとの事ですので少し心配です。ソトバ(卒塔婆)峠は八丁に人が住んでいたころから通られていた峠で九十九折の道は荒れてはいますが歩き易い道です。

お疲れ様                  鴨瀬(芦)谷山~ソトバ山ル-ト図(クリック拡大)

沢に下る直前のトラロ-プが張られた道は完全に崩壊しているので滑りやすい急斜面を灌木を支点にしながら沢に降り立ち、更に崩れかかった道を東谷の林道に着地。後は林道を歩いて小塩バス停に予定通りの時間に到着。暑い日に想定以上のヤブ漕ぎお疲れ様。

コ-スタイム
千谷口バス停(8:44~8:49) →アラレ谷林道登り口(9:36)→八丁大道(10:13~10:17)→丹波広域林道(10:57)→鴨瀬芦谷山(11:16~11:26) →コシキ峠(12:05~12:31)→ソトバ山(14:13~14:26) →ソトバ峠(14:42~14:53)→東谷林道登り口(15:32)→小塩バス停(16:20)