榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IA、IR、KT、KY、SH、SM、TA、MS、MN、YK、YK          12名

記録
2023年11月08日 両神山
今回は関東の100名山2座を登る例会で、第1座の両神山は白井差からの往復にし、宿舎から2時間程かけて白井差の中野氏宅まで到着。登山道の説明を受け出発。今日は快晴で11月だと言うのにシャツ1枚でも十分です。林道が終わると登山道が始りますがよく整備されていて歩き易い道です。

出発                     昇龍の滝にて

昇竜ノ滝に寄り道した後登り続け、大又を過ぎると大笹沢に架けられたやまびこ橋、ノゾキ橋等の木橋を渡りながらオオドリ河原まで遡ります。此の辺りの紅葉は既に落葉した木が多いですがまだまだ綺麗です。オオドリ河原から少し登り急斜面に九十九折の付けられた水晶坂を登ります。何時もの通り我々ロートルパ-ティは次々と追い抜かされながらゆっくり紅葉を楽しみながらと登って行きます。傾斜が緩むと落葉したブナの大樹が点在するブナ平に到着します。

オオドリ河原の紅葉               ブナ平にて

先行者が休憩中ですので我々も最後の休憩を取ります。稜線に登り着くと岩交じりの道となり最後の鎖場を登ると両神山の山頂に到着平日にも関わらず狭い山頂は既に満員状態で矢張り100名山です。

稜線へ                     両神山山頂にて

山頂でゆっくり周囲の展望を楽しむ事が出来ないので山名標が有る所から少し下に下りますが、それでも次々と登って来られるので、大忙しで集合写真を撮って山頂を後にします。山頂で展望を楽しみながら昼食の目論見は見事に外れ少し下った広くなった稜線で昼食にしますがその間も次々に登って来られます。

八ヶ岳アップ                   下山時水晶坂の紅葉

昼食後下山に掛かりますが、歩き易い道ですので順調に予定通りに下山すると駐車場には小型観光バスが駐車して居ます。曲がりくねった細い道をよくも登って来たものです。中野さん宅に寄ってお借りしていた地図と、入山料1人1000円をお支払いすると記念に両神山のバッジを頂きます。

お疲れ様                    両神山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
白井差登山口(9:10~9:26) →大又(9:53)→オオドリ河原(10:15)→ブナ平(10:49)→両神山(11:50~12:10) →山頂下のコル(12:14~12:40) →白井差登山口(14:18)

2023年11月09~10日 雲取山
11月9日
第2座の雲取山は雲取山荘に一泊する予定で、明日は午前中から雨天予報です。好天中の今日のうちに雲取山に登ってしまいたいので、ホテルの朝食は摂らずに出発します。天気予報では朝から好天の予報ですが、予報に反し遠くの山々は雲を被っています。三峰神社の入口で駐車料520円を払って登山者用駐車場に止めます。今朝は我々が一番乗りの様です。登り口が分からないので登山道の方向に適当に登って行くと登山道に合流します。一ノ鳥居を潜ると広くなだらかな登山道が妙法ケ岳の山腹を巻く様に続いています此の辺りは杉、桧と自然林が交互になって紅葉は終わりかけです。

適当な所から登山道へ            前白岩の肩への急登

地蔵峠から少し登ると霧藻ケ峰の三角点が有るピ-クですが山名標は秩父宮レリーフを通り過ぎたピ-クに有ります。お清平への下り道には落葉が堆積してまるで新雪を歩く様に踝の上まで沈み歩きにくいので裸地を選んで下ります。

新雪の様に積もった落葉を振り撒きます      大ダワへ

お清平からは本格的な登りとなり前白岩の肩までの狭い尾根の階段も有る急登が始まります。前白岩の肩を過ぎると所々急な登りは有りますが白岩小屋に到着。小屋は崩れかけていて使用禁止となっています。小屋の西側のベンチが有る広場で手前の白石山と奥の甲武信岳を眺めながら少し遅い昼食を摂ります。昼食後白岩山まで登り着きます。白岩山から雲取山荘までは途中の上り下りは有りますが全体としては下りになりますので何となく肩透かしに有ったような気になり、又芋ノ木ドッケの山名標の近くには地名考証の説明板が有り「芋ノ木ドッケ」、「霧藻ケ峰」、「お清平」、「大ダワ」の由来が書かれており、

雲取山荘に到着                 雲取山山頂にて

なるほどと納得しますがこの説明板の位置は霧藻ケ峰辺りに設置して頂ければ良かったような気がします。大ダワからの最後の登りは12名中10名が元気な女性ですので当然男坂を登って雲取山荘に到着。荷物を物置に置かしていただき必要物で毛もって山頂に向かいます。

山頂より富士山               雲取山荘横の田部重治のレリーフ

到着した雲取山山頂は上空は快晴ですが雲が湧いて来て富士山も頭だけが見える状態で遠望は効きませんが、晴天の内に登れて満足して小屋に戻ります。明日は午前中だけでも天気が持てば良いのですが。

コ-スタイム
三峰神社登山口(9:00~9:18) →地蔵峠(10:43)→お清平(11:09)→白岩小屋(12:30~13:02)→大ダワ(14:07~14:15) →雲取山荘(14:38~14:46) →雲取山(15:10~15:20)→雲取山避難小屋(15:26~15:33)→雲取山荘(16:08)

11月10日
起床床後外に出ると雲は有りますが青空も見えて、何とかしばらくは持ちそうな天気で一安心です。朝食は5時からで予定通り6時に出発します。暫く下って大ダワを過ぎた辺りで朝日が射して林が赤く輝いて来ますので、少なくとも午前中は大丈夫と安心しながら下りますが、白岩小屋辺りから白石山の山頂に雲が掛かり初め、お清平に下って休憩中に雨粒が落ちて来たので大急ぎでカッパを着

雲取山荘の夜明け               朝日が射して来ました

て下山を続けますが、幸い直ぐに雨は止み殆ど濡れず、途中でカッパも脱いで三峰神社の登山者用駐車場に戻ります。

奥に一昨日登った両神山            落葉の道を下ります

こんな天気の中10名以上の方とすれ違います。彼らは雲取山荘に着くまでに雨に会わなければ良いのですが。2日間少しだけ雨になったものの好天に恵まれた100名山の山行でした。お疲れ様

戻って来ました                雲取山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
雲取山荘(5:59) →大ダワ(6:18)→白岩山(7:18)→白岩小屋(7:33~7:41)→お清平(8:50~8:54) →地蔵峠(9:22) →三峰神社登山口(10:25)