参加者 岡田(CL)、石井、泉田、岩渕、北里、柴田、勝瑞、杉丸、林、松尾、松本、山副 (お試し) 寧 13名
記録
2023年11月01日
木ノ本駅発椿坂行のバスは日曜日で乗客が少ないのでマイクロバスで、我々が乗ると満員ですが下車した今市バス停までは我々だけです。バス停から見ると行市山は雲の中ですが、毛受兄弟の墓が有る登山口までは直ぐで、害獣防止柵の扉を開けて昨日からの雨で滑りやすい落葉の登山道を登り始めます。
今市バス停出発 毛受兄弟の墓の紅葉
雨に濡れた紅葉は既に盛りを過ぎていますが時々ハッとする程鮮やかに残っている樹も有り、紅葉を見上げながらなだらかな道を登りますが右手に林道を見る辺りから本日一番のロ-プ場も有るような急登がしばらく続きます。再び緩やかになると落葉の上に昨日降った雪を踏みしめながら登る所も有り、順調に登ります。椿坂から余呉湖周辺までは羽柴秀吉と柴田勝家の戦いの城砦跡が多く残っている山域で、途中には別所山砦跡、行市砦跡が残っています。行市山の山頂は琵琶湖側の展望が開けますが残念ながら湖東の山々は雲の中です。
行市山にて 山頂より琵琶湖
集合写真を撮った後早々に県境稜線を三方ケ岳に向かいます。予想していた下生えは殆ど無く、テープも「これでもか」と言う程吊り下がっており迷う事は無く三方ケ岳に到着。
三方ケ岳に到着 鉄塔より乗鞍岳方面、左端に琵琶湖も
山頂は杉林に囲まれているので少し離れた送電線鉄塔迄進むと突然、南~西~北側の展望が開け、天気も好転して来たので遅い昼食にしますが、未だ工程の半分程でのんびりと昼食とはいかず、適当に切り上げて後半の行程に掛かります。
孫持山へ 深坂地蔵への道の紅葉
後半は多少の上り下りは有りますが、下生えのほとんどない落葉して見通しの良いスッキリした稜線を孫持山まで進み杉林の中を林道横迄下り道標に従って林道に着地。新道野からは日没までの時間が限られているので県境稜線を離れ深坂古道に入り、深坂地蔵に登山が安全に終了したお礼をして深坂越を乗越し、11月5日の山門水源の森~日計山で登った道を下り新疋田駅に日没まで1時間程残して到着します。少々せわしない例会でしたがお疲れ様でした。
新疋田駅に到着 行市山~深坂古道~新疋田駅ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
今市バス停(9:35~9:41) →行市山(11:21~11:30)→三方ケ岳(12:47~13:15)→孫持山(13:45)→新道野(14:23) →深坂越(14:59~15:03)→新疋田駅(15:43)