榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IA、IS、KY、SH、SM、TE 、TA、NA、MS、MS、YK   12名

記録
2024年6月8日
今回の例会は紅花ヤマシャクヤクを観に行く例会です。紅花ヤマシャクヤクと言っても花の外見はヤマシャクヤクと同じく真っ白で、我々素人には花期が1ヶ月ばかり遅いと言うだけで違いは分かりません。国道306号線大君ヶ畑の茶野登山口付近の道端には十数台の先着車が止まって居ますので我々も少し上流側の道端に駐車し、準備後国道を少し戻り妙玄寺への橋を渡り林道を少し辿って大見晴から北に派生する尾根末端のコルから取付きます。


最初の登りは急登です             鉄塔からは穏やかな尾根に
直ぐに下草が生えた杉林の急登が始まります。下草が終わると今まで以上の急登になり木の根、岩角を掴んで等高線に直角に登ります。送電線の鉄塔まで登ると傾斜は緩くなり一息入れます。その後は緩やかな上り下りで万野に到着。途中で下山してくる2人パーティ-の方とすれ違いますが、彼らは我々と逆回りで途中嫌になる程紅花ヤマシャクヤクに出会ったとの事ですので期待しながら大見晴への尾根に取り付くと、早速群落が現れて来ますので右に左にと各人思い思いにカメラマンになって撮影しながら大見晴まで登ります。


ベニバナヤマシャクヤク             大見晴のベニバナヤマシャクヤクの群落
此処までで十分に出会えて満足ですが次の茶野へ向かって、まずはミノガ峠まで下りますが途中の杉林の中で昼食を取ります。下ったミノガ峠には数台の車が止まっており、次々と戻って来られます。恐らく茶野の紅花ヤマシャクヤク鑑賞の方々でしょう。


茶野のベニバナヤマシャクヤク群落         茶野にて
桜峠へ登り着き一息入れてから茶野への登りに掛かりますか直前のコルで北谷側の斜面に2人が蹲っていて、少し登った所で電話されている方がいますので、事情を聴くと、81歳の男性の方が転落されて1人の方が下降して様子を見ており、電話で救助要請したとの事です。我々はそこに留まっていても何もできないので紅花ヤマシャクヤクを観ながら茶野に向かいます。


茶野より鈴鹿の山々                                                      茶野の「何の樹」


戻って来ました                     万野~茶野ル-ト図(クリック拡大)

付近にも群落は有りますが、規模は大見晴の方が大きいようです。要請していた救助ヘリは我々が鉄塔下の杉林を歩いていた頃現場に到着した様で要請から1時間程経っていますが転落された方が大した事にならなければ良いのですが。戻った駐車地は我々の車を含めて数台止まって居るだけです。今日も無事に下山出来ましたお疲れ様。

コ-スタイム
国道306号大君ヶ畑(8:10~8:19) →鉄塔(9:47~9:54)→万野 (10:29~10:39) →大見晴(11:05~11:13)→ミノガ峠(12:19)→桜峠 (13:02~13:17)→茶野(13:40~13:56) →国道306号大君ヶ畑(15:20)