榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL) AM、SH、SM、MS                 5名
記録
2024年7月21日
4年ぶりの庄部谷山です。前回と同じル-トを辿る予定ですが前回は5月末で暑さもなく快適に周回出来ましたが今回は熱中症警戒アラートが発せられているので要注意です。湖西線堅田駅から2時間弱で粟柄林道の駐車地に到着。此処には「粟柄関所跡」の可愛らしい石碑が立っています。少し戻り、橋を渡った所で庄部谷山の西側のピ-クから南南西に伸びている尾根(黒谷右岸尾根)に取り付きます。最初は藪っぽい急登ですが、木の枝を掴んで登ります。


粟柄関所跡に駐車します              取付きは急登です
しばらく我慢して登るとP384mに到着。此処からは傾斜が緩み最初の鉄塔付近から巡視路が現れて歩き易くなります。尾根は2番目の鉄塔から風衝草原状の裸地になり、草の間を登りP583.4mに到着します。此処は本日のル-トで唯一南側の展望が開け、三国山から赤坂山、大御影山が望めます。


黒谷山に到着                   ブナの尾根を登ります
P677m北側の4番目の送電線付近からはブナを主体とした樹林になり風も吹く様になりかなり楽になります。Net情報の通りCo790m付近に風力発電設置の為の観測塔が建っています。建設用道路は尾根に沿って庄部谷山方面に続いているので時々道路を歩いて庄部谷山に到着。山頂は我々だけで風は有りませんが涼しいのでほっとします。

庄部谷山にて                                                                          稜線には風力発電の観測塔が有ります
昼食後は黒谷左岸尾根を下る為に野坂岳~三国山への稜線へ向かって進みますが、此処にも建設用道路か通って、途中に観測塔が1基設置されています。出来るだけ道路を避けて歩きますが、道路に出る度に無風の中直射日光に晒されて堪えます。

下山尾根より三国山(左)、赤坂山(中央)、寒風(右)  ブナの尾根を下ります
P795からは尾根(黒谷左岸尾根)を下り始めますが、直下で先ほどの道路に合流し、暫く道路を下り再びP708mの送電線鉄塔までの古い道の跡に入ります。P708からはテープは余りなく踏み跡も薄くなり、P674m北側のコルで林道に飛び出しますが観測塔建設用道路はどうやらこの林道を延長しているようです。

林道への最後の下りです        庄部谷山ル-ト図(クリック拡大)

前回と同様、少し林道を辿って適当な所から、コンパスで方向を定め広い尾根を下降しますが、時々地図とGPSを参照しますが誤っても直ぐに修正出来、文明の利器様々です。前回より少し遅く駐車地に無事下降しますが、下界は無風で直射日光下では耐えられない程の暑さです。お疲れ様でした。

コ-スタイム
粟柄関所跡駐車地(8:40~8:53) →P384m (9:24)→P583.1m(10:10)→P677(10:45~10:57)→庄部谷山(11:56~12:31)→P795m(13:26~13:36) →P708m送電線鉄塔(14:01) →林道からの下降点(14:24~14:34)→粟柄関所跡駐車地(15:33)