2024年9月11日
参加者 KT(CL)、AA、AM、EH、IR、KY、KY、SS、SH、SM、TA、NK、MS、MN、YK、YK、 お試し参加 MM
タイム JR山科駅8:00→疏水公園8:10→諸羽山8:33→柳山8:59→陰山9:18→毘沙門山9:5→大文字山10:51~11:35 →疏水公園13:58
この日もより一層の暑さで平均年齢の高い我等の登山には危険な気温だった。当初21名の参加予定だったが欠席者が4名、17名で山科駅前を出発。疏水公園の陽ざしは強く木の影をくっきりと写し出す。風も吹かず、うだる暑さが身にこたえる。「危険な暑さ、運動は中止しよう」「クーラーの効いた部屋で外出は控えて」とても的確な指導だが私たちは登り始める。諸羽山を越え下った白い岩のある鞍部はいつも風が通る。暑いので途中度々水分補給タイムをとる。
この例会は8月30日からの延期だ。台風の予想進路がかなりずれたことで被害は免れたが、2018年の台風では大文字山の南斜面の倒木が激しく、登れるようになるにはかなりの時間を要した。台風の数日後、日向神宮からのコースを見に行ったが、想像を絶する量の倒木と大小の折れた枝が折り重なり台風の威力に打ちのめされた。その後多くの人の労力で徐々に整備され、今では頂上に倒木を利用したベンチが作られ人々を迎えている。労力の提供者のおひとりは登山者の多い日曜日に数えたら133人だったので人数分座れるように作ったと笑っておられた。他者のために労力を惜しまない人々に心からの敬意を持ち、自分の無力を恥じる。
こんなに暑い日で水曜日でもあるのに頂上にはもう10人以上いて木陰で涼んでいる。早々に下山する。今日は山科駅前の酒場に立ち寄るのだ。山行は欠席だが酒場には参加の人もいる。私にとって榾火は第三の家族だ。生を受けて育った家族、結婚出産で築いた家族、そして集えば楽しい山の会。歩けないくらい苦しい時、無理やり食べさせられたり、私のザックから荷物を自分のザックに移して歩いてくれたり、与えられた優しさは数えきれない。大切な仲間とのビールは最高だ。何故かお試し参加の人も一緒に飲んだ。山行報告にならず申し訳ない。 田口