榾火山の会

(ほだびやまのかい)

実施日 2025年1月8日(水)
参加者 TA(CL)、IA、IS、IH、OR、OM、KS、KT、KT、KY、SN、SS、SH、SM、NY、HE、MS、MS、MN、YK     20名
まだ若かったころの山の先輩が、アルミの大鍋に材料をあふれんばかりに入れて年末の寒い夜、ほったて小屋で初めて食べたのが今回のうどんだ。薄明りの中7~8人はいただろうか。ぼんやりとした記憶しかないのだが、白菜・ネギ・鶏肉の旨味にあふれたうどんの美味しさだけが鮮明で、自分でも何度も作るようになった。
そのうどんで今回山行を企画したが、申し込みが想定以上で少なからず困惑した。しかし、早い段階で経験豊富な会の大黒柱の面々からバックアップの申し出をいただき実施することができた。
8時30分JR山科駅集合、前日準備した材料を参加者のみなさんに分担し出発。疏水公園で身支度。西風の予報だったが、やわらかに陽がさし風もない。穏やかな日になってくれればと願った。まずは諸羽山、少し下り白岩、ここは風の通り道で少し寒い。柳山から陰山へ。小休止の後は徐々に寒さが身に染みる。冷気に縁どられた風は容赦なく、予報を裏切らない。
昨年秋に始まった雨社北側の倒木伐採は今日も続いている。11時過ぎ山頂到着。
寒いのでとにかく早く熱いうどん。会所有のコッヘルは本当に大きい。各自持ってきてもらったポットの湯、鶏肉、白菜、ネギ、シメジ、うどん、粉末出汁を入れ火にかける。私のガスバーナーに比べてK氏のガソリンバーナーは火力に優れ、うどんの煮込み具合の調整も秀逸。K氏の秀逸ぶりをつい眺めてしまった。あちこちのコッヘルから湯気が立ち上り次々に食べ始める。隣のコッヘルには蒲鉾も入っている。鶏と野菜の旨味の熱々うどんは今日も最高だ。すべて平らげた。早々に片づけ、記念撮影してもと来た道を帰る。
寒気が入り冷たい風の吹く中、疏水公園に下山。無事山科駅で解散した。
みなさん満足してくださっただろうか。会の大黒柱の面々は常に寡黙だが、私の至らなさをお許しいただきたい。無事に例会を終えることができ、参加者の皆さんに感謝している。

(うどんタイム)            (下山前の集合写真)

JR山科駅8:30→陰山9:32→雨社10:45→大文字山11:06