榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AM、IA、KT、KM、SH、SM、TE、MN、YK   10名

記録
2025年1月26日
1年前の3月に登った尾根ですが、積雪が少なく期待が外れたので、もう一度と再度計画したル-トです。快晴の空の下、蓬莱駅を出発します。少し前に出発した4人パ-ティは同じ方向に歩いて行くので、ひょっとしたら我々と同じ尾根では無いかと思いましたが、途中で小女郎峠への道に入ります。途中、3度害獣防止柵を通り抜けて尾根末端の取付に到着します。


今日辿る尾根が見えて来ます           杉林の急登
末端から暫く杉林のなだらかな斜面を登り急傾斜の尾根芯を登り始めますが、期待した雪は全く有りません。反面、積雪が有ればラッセルに難儀する程の急傾斜ですが幸い(?)、無雪期と同じように登れます。Co700m付近になると昨夜の新雪が薄っすらと積もっていますが、雪は全くなく、Co850m付近まで登って来ると雪が繋がって来て、暫くツボ足で登り続けますが踏み込みが深くなったのでワカン、スノ-シュ-を履きます。


Co1000m付近を登ります               ホッケ山直下を登ります
雪が締まっているのでラッセル無しでホッケ山に到着しますが山頂に登り着くのを待っていたように体がふらつく様な強風と共に吹雪いて来ます。集合写真を撮って早々に山頂を辞し、少し下るとパタリと風が止み雪も止むので少し休憩を取った後、権現山へ向かいますが所々地面が見える程雪は少なく、ワカン、スノーシュ-を履いているのは我々だけで、行き違う登山者はアイゼン、チェ-ンスパイクは履いているだけで、ツボ足の方も居ます。


ホッケ山にて                    ホッケ山付近より伊吹山、霊仙山
権現山でゆっくりと昼食後、ワカン、スノーシュ-を軽アイゼン、チェーンスパイクに交換して権現山南東尾根を下りますが、この尾根には雪は全くと言っていい程雪は無く、上部は背の高い馬酔木のヤブです。下りですので体重に任せて押し切るか、尾根芯を外して下り続けますが、下るにつれてヤブの背丈も低くなり下り易くなります。


権現山にて                 ヤブの尾根を下ります
P691まで下って来ると杉林の広い尾根の下山になりコンパスで方向を決めて下ります。林道の予定地点に着地して1時間程歩き蓬莱駅に到着。期待した雪が無く残念でしたが、お疲れ様でした

戻って来ました                  ホッケ山~権現山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
蓬莱駅(7:44) →登り口 (8:21)→ホッケ山(11:10~11:17)→権現山(11:56~12:37)→林道(14:43)→蓬莱駅(15:42)