榾火山の会

(ほだびやまのかい)

登山日:平成26年5月18日(日)
参加者:H(CL)、I、U、N、M、Y、R
コースタイム:JR八木駅(8:24) ⇒ドンドン橋バス停(9:10) →三頭山(10:55) →旧スキー場売店跡(11:30)
→地蔵山(12:30~13:10)→愛宕山(14:00) →竜の小屋(15:00) →高雄山(16:20) →高雄(17:00)

京都交通バスは、珍しく満席である。近くの席の大阪から来た単独行と話すうちに、三頭山途中のトラバース道は、昨年このコースを例会で通った時少し荒れていたが、先週単独行は通れず、引き返して直登道を、テープを頼りに登ったとの情報を得る。
ドンドン橋で下車し、阿祇園寺の境内で、Nさんのリードで準備運動を行う。
出発して間もなく、家での服装の選択を間違えたと言っていたRさんが暑いと、足が遅れてくる。着替えがないと言うので、男性の持ち合わせの着替えから、Iさんの長袖シャツに変えて再出発。Rさんに登山の服装について少し話をしたが、後で考えて、肝心の、登山の服装は、家で決めてしまうことは難しく、暑さ寒さの両対策を考えて準備し、状況に応じて着脱するのが良いと伝えることができていないことに気付く。
直登道はバスで聞いたほどのことはないが、Rさんに会わせて登り、見覚えのある越畑からの登山道に合流する。三角点の手前で、同じバスに乗って、越畑から登ったグループが下山してくるのにであう。
頂上から、近くの送電線鉄塔まで出かけたメンバーから、今日は遥か比叡山が見えたと報告がある。
ここから比叡山が見えるとは初耳である。

(三頭山三角点にて)(地蔵山三角点にて)

←(看板に偽りのあるクリンソウ)

芦見峠を経由して、地蔵山にかかる。旧スキー場の売店跡まで来たところで、Rさんの休憩リクエスト。今日の例会の意味が分からぬままの参加らしい。先が思いやられる。出発して、しばらくすると、Uさんが遅れだす。NさんとIさんに託して、のこり3名と地蔵山山頂へ先着、荷物を置いて、皆には昼食を始めてもらい、引き返す。どうやらシャリバテらしい。
荷物を変わって頂上へ到着。

どうやら今日の五山は難しいと判断し、地蔵山を下って愛宕山へ登り返す途中から右折して、ジープ道へ出る。残念ながら、今日は、六甲山は見えない。言っているうちに、Nさんが‘阿倍野ハルカスが見える’と言い出す。遠目の効く人は見えたようだ。
愛宕山頂で休憩し、首無地蔵でクリンソウを見て、以後エスケープをすることにする。それならば、かくれ谷のクリンソウが良いと、愛宕山北尾根を下る。谷に降りてみると、ここもクリンソウは昔の勢いはなく、小さな葉が見られるだけで、やっと、見つけた花も、九輪どころか、一輪にすぎない。

谷沿いに、芦見谷源流部へ出て、竜ケ谷を経て、竜の小屋で休憩。竜ケ谷のクリンソウも同様に花はなさそうである。
首無地蔵から梨ノ木谷に降りようとすると、も少し歩きたいと、Nさん。神護寺に出ることにする。林道の舗装道路の終点で休憩を取って、山道の途中で、高雄山を往復して、神護寺の境内を抜けて、バス停に出る。

愛宕五山を目指したものの、勢いを削がれた感じで、三山+一山で下山する。