榾火山の会

(ほだびやまのかい)

 

個人山行     高丸  山行報告                  

参加者  O(CL),IZ、IM、KT       4名

記録

4月9日(土)

 本来は金比羅クライミング例会でしたが、悪天のため中止となりそうだった為、急遽提案し、以前から検討していた南側から高丸にアプロ-チすることになりました。本日も道の駅さかうちでテント泊

4月10日(日)快晴

  イビデン神岳ダムまでは、路上に落石の散らばった除雪済みの道路を1時間弱で歩きます。ダムサイトでアイゼンを装着し、橋で椀戸谷の右岸に渡り、奥まで伸びた林道を歩きます。所々デブリで斜面状態になっていますが、アイゼン無しでも大丈夫。一度左岸に渡り返して300m程で再度右岸に渡り直し、杉林からヘアピンカ-ブの林道を直登、ショ-トカットし、支尾根に取り付きます。東面の尾根は朝日が当たり雪が緩んでおり、アイゼンからワカンに履き替え、右手に烏帽子を見ながら杉の疎林を快適な登高し、1030mの尾根に出ます。尾根からは正面に高丸、右手に烏帽子、蕎麦粒を眺めながらジャナクションピ-クを目指します。ジャンクションピ-クからは一旦降りて、最後の急登に掛かる。今日はワカンの爪を効かせて登るが、雪が堅い場合はアイゼンが有った方が安全。

雪の回廊

ジャンクションピ-クより頂上

頂上は無雪期の藪が押さえつけられており、「高丸」と書かれたプレ-トが掛かっている。ここからは西美濃の山々の横山岳、上谷山、三周岳、美濃俣丸から蕎麦粒山が目の前、先週登った若丸初め、能郷白山が霞んでいる。頂上での展望を楽しんだ後、本日のサプライズである、烏帽子山に向かう。1180mピ-クに荷物を置き、空身で烏帽子山に向かうが、尾根の急斜面はクレバスが有り、乗り越すのに手間取ったが、頂上からは高丸~笹ヶ峰の稜線が素晴らしい。

高丸頂上・美濃俣背景

烏帽子山を辞して、当初は1180mから南に延びている尾根を下降する予定でしたが椀戸谷左岸の林道に下降する最後のル-トが危険と判断し、ジャンクションピ-クまで戻って、朝のル-トをそのまま下山することにした。

頂上より烏帽子山

但しこれも下山時に気が変わり、結局ダムサイトに直接降りる869mに達する尾根ル-トにした。(本ル-トは途中941.6mへの登り返しがやせ尾根でシャクナゲの藪が有り登下山ル-トとしては余り推奨できず、椀戸谷林道ル-トが良い)

コ-スタイム

川上駐車場(4:50)→ダムサイト(5:35) →支尾根末端(7:00)→1114mピ-ク(8:30) →頂上(9:30~10:00) →ジャンクションピク(10:20) →烏帽子山(11:15~11:30) →ジャンクションピク(12:20~12:40)→1030mピ-ク(113:10) →869mピ-ク経由ダムサイト(14:50) →川上駐車場(15:50)