榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL),KK、SH、SM,TH、FA、YK 7名

記録

2016年4月29日(武尊山)

昨夜は雨音で本日の天気を心配しましたが、起きてみると何となく回復の兆しで、川場スキ-場に向かいますが、登るにつれて風がきつくなり、スキ-場のゲ-ト前に駐車する頃から霰が強烈な風と共に吹き付けてきます。高津さんは車に残るとのことで、6名で出発。スキ-場の中の作業道路を歩いて、最終リフトの降り場着く頃には吹雪模様で、おまけにリフト降り場からは登山道が有りません。直ぐ上の稜線には登山道が有るはずですので、ヤブの中をル-ト偵察。幸い残雪を拾いながら稜線まで登ると登山道に出ました。相変わらずのガスと強風の中最初のピ-クである剣ケ峰に到着。時間は11時、何とか17時頃までには下山出来ると思い、吹雪の中を進みます。幸い樹林帯と背の高いササに守られ思った程風に晒されずに所々雪田が有りますがアイゼン無しで登ります。

スキ-場を登る 剣ケ峰へ 稜線を登る3 武尊岳山頂にて

スキ-場を登る         剣ケ峰へ          稜線を登る         武尊山山頂にて

頂上は当然ながら我々だけ。写真を撮り、アイゼンを装着して早々に頂上を後にしますが既に3~4cmの新雪が積もっています。風上に顔を向けるとアラレにたたかれて痛いほどです。スキ-場に出るところで、法面の崖でそのまま下れません。若干右往左往して1.5m程の崖をササを掴んで無事着地。車に戻ったのが17時過ぎ。高津さんを長時間お待たせした上に随分心配をお掛けしました。厳しい行程だったようで、お疲れ様でした。

下山路1 下山路5 下山路 剣ケ峰 武尊山(2016.04.29)

頂上直下の雪田を下る    剣ケ峰の岩場      剣ケ峰まで帰着       武尊山のル-ト図

 

コ-スタイム

川場スキ-場(6:25~6:35)→最終リフト降り場(9:40~10:00)→剣ケ峰(11:05)→武尊山山頂(13:00~13:15)→剣ケ峰(11:05) →最終リフト降り場(16:10)→川場スキ-場(17:10)

4月30日(谷川岳)

今日の天気予報は昼前頃から晴天との事。今日の行程は6時間程度なので天候の回復を待って出発することにし、8時に宿を出発。連休のロ-プウェイは予想に反してガラガラ。天神平を出発する頃は天候は予報通り回復してきましたが、山頂付近は雲に覆われています。天神平は昨日からの新雪が15cm程度で、残雪は殆ど有りません。心配していたトラバ-ス道のロ-プ敷設部分も難なく通過し、熊穴沢避難小屋でアイゼン装着し急登を開始します。登るにつれて昨日吹雪をついて登った武尊山を初め、尾瀬の山々、後ろを振り向くと谷川連峰の山々が現れてきます。天候は全般的に曇天で遠景もぼんやりですが、昨日の事を思えば文句は言えません。

正午過ぎにトマの耳に到着。頂上付近は20cm程の新雪で、登山者は少なく頂上はゆったりです。ロ-プウェイの最終時間を考慮するとオキの耳を往復する時間は取れそうなので、オキの耳を往復し、頂上避難小屋で昼食。下り登山道は新雪が溶け出し水溜まり状態。一気に熊穴沢避難小屋まで下山しほっと一息付きました。天神平は朝の雪もすっかり溶け出し泥濘状態でした。谷川岳は一度縦走してみたい良い山です。

熊穴沢避難小屋にて 急登3 急登5 もう少しです 最後の雪田を登る1

熊穴沢避難小屋にて     急登です         頂上は間近         頂上直下の雪田を登る

谷川岳山頂にて オキの耳よりトマの耳 下山路3 下山時の谷川岳・白毛門岳

谷川岳山頂にて     オキの耳よりトマの耳    どんどん下ります       谷川岳を振り返る

谷川岳(2016.04.30)

谷川岳ル-ト図

コ-スタイム

天神平(8:40~8:50)→熊穴沢避難小屋(10:00)→谷川岳トマの耳(12:05~12:15) →谷川岳オキの耳(12:35) →頂上避難小屋(12:55~13:15) →熊穴沢避難小屋(14:25)→天神平(15:25)