参加者 OM(CL),AT、IS、OA、SM、TM、FA、YK 8名
記録
2018年1月7日
前日、中の湯温泉に到着した時は激しい降雪で前も見えないくらいでしたが、今朝は天気予報以上で快晴で宿からは朝日に輝く穂高が望めます。既に6時頃から出発するパ-ティ-も有りましたが、我々は朝食後8時過ぎにワカンを履いて出発。
朝の穂高岳(クリック拡大)
いきなりの急登ですが先発のトレ-スが有り歩きやすくなっています。いったん林道に出ると直ぐに山腹を巻く登山道に入り、しばらく歩くと樹林帯の急登が始まります。アイゼン、スノ-シュ-、ツボ足と色々なトレ-スが有りますが、この登りはワカンが最適です。1900m付近になると目的の焼岳、右手に岳沢を正面に穂高連峰が見えてきますが焼岳へのトレ-スは南峰に続いています。
樹林帯を登ります 焼岳南峰(左)と北峰(中央)(クリック拡大)
南峰は従来から登山禁止で、積雪期も南峰の斜面を北峰とのコルへ登って北峰に登るとの記録がほとんどだったのですが、南峰の方が高く、三角点も有り、トレ-スは北峰へは登っていないし、今後とも南峰に登る機会は無いでしょうと、結局多勢に流されトレース通り南峰へと登り続けます。
乗鞍岳バックに登ります 頂上直下の急登
快晴の中、乗鞍岳を背中に、白山を左手に見ながら、急斜面ですが雪面もクラストは無く最後までワカンで登り切りました。
頂上からは笠ヶ岳から槍ヶ岳、穂高連峰、霞沢岳が手に取るようです。下りは安全のためアイゼン装着し、すこし下った2290m付近の岩陰で昼食。風もなく厳冬期とは思えないほどの穏やかな天気です。
昼食後はワカンに履き替え、斜面は各人シリセ-ドで下り4時前には中の湯温泉に到着。ここで入浴後、本日の宿舎(ロッジあるぺん)に移動しました。前後は悪天で1日だけの快晴。ピタリと当てはまった良い例会でした。
下山です 午後の穂高をバックに
焼岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
中の湯温泉(8:05)→1972mピーク付近(9:55)→2037mピーク付近(10:35)→焼岳頂上(12:50~13:10)→2290m付近(13:30~14:00)→中の湯温泉(15:40)