参加者 OM(CL),SR、SM、YK 4名
記録
2017年08月31日 曇り
昨夜は北海道上陸時の定宿「ビジネスホテル はちのへ」に素泊し、朝6時前に出発、新冠町から山に向かいます。新冠ダムまでは地道ながらほぼ平坦で水たまりが有りませんが、ダムを過ぎると路全体を覆うような物を筆頭に大小取り混ぜて水たまりが現れます。ゆっくり走れば底面をこするような事は有りませんが車は泥まみれです。
イドンナップ山荘ゲ-トより出発 いこい橋ゲ-ト
約3時間でイドンナップ山荘に到着。いよいよここから19Kmの林道歩きが始まります。林道のゲ-ト脇をくぐり抜け1時間程度でいこい橋のゲ-ト。このゲ-トはどのホ-ムペ-ジにも紹介されていますが「完璧」なゲ-トです。この林道は大きな沢を渡る場合は必ず沢まで下っていますので、結構上り下りが有り、又水分・食料等で重くなったザックでこたえます。ほぼ予定通りに到着した新冠ポロシリ山荘は2階建ての立派な小屋で水道が屋内に引き込まれ、スト-ブも有り、トイレもバイオトイレで綺麗で快適な小屋です。後からツア-客7名到着し、総勢16名でゆったりです。
奥新冠ダムにて 新冠ポロシリ山荘到着です。
コ-スタイム
イドンナップ山荘(8:40~8:55)→5Kポスト(9:40)→残10Kポスト(11:25)→残5Kポスト(12:50)→残2Kポスト(13:45)→ポロシリ山荘(15:45)
2017年09月01日 晴のち曇り
4時前に起床すると満点の星空。一気にモチベ-ションが上がります。昨日用意したα米のお茶漬けをかき込んで5時過ぎに上下のカッパを着て出発。初めは幌尻沢沿いの道ですが、ササが生い茂っており朝露でカッパが濡れます。幌尻沢を飛び石伝いに渡渉するといよいよ急登の始まりです。
幌尻沢渡渉します 急登です
ここはストックも使えないほどの急登と書かれている事も有るようだが、まあまあの急登です。見晴台まで登ってくると背後にイドンナップ岳現れてきます。しばらく登りトラバ-スに入ると1600mの水場。ここを過ぎてしばらく登ると幌尻湖が眼下に現れてきます。大岩を過ぎると一息で稜線に飛び出し、幌尻山荘からのル-トに出会います。
水場付近を登ります 幌尻湖眼下に登ります
大岩の上を登ります 幌尻岳山頂にて
この少し前から周囲はガスに覆われて遠望がききません。山頂は誰も居らず我々だけですが、ガスで南方のカムイエクチカウシ岳は言うに及ばず、北方は北戸鳶別岳がかろうじて見える程度。七ツ沼カ-ルを見に肩までいく事にしましたが途中のピ-クでSさん、Yさんは山頂に引き返し、S さんと2人で肩まで足を延ばします。肩からは七ツ沼カ-ルが眼下に眺められたものの渇水期で水が干上がってしまい冴えない沼です。道端には大粒のブル-ベリ-が誰も手を付けないのかそのまま残っていますのでこれを逃す手は有りません。頬張ると甘酸っぱい味が疲れを忘れさせてくれます。
「肩」より七つ沼カ-ル 稜線のウラシマツツジ紅葉
山頂に帰ってみると後から来たツア-パ-ティ-も既に下山して残っているのは我々だけです。下山は早いもので、水場でツア-パ-ティ-を追い越し午後3時前にポロシリ山荘に到着。そこそこの天気で満足できた一日でした。本日も昨日プラス4名でゆったりです。
お疲れ様 幌尻岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
ポロシリ山荘(5:05)→幌尻沢渡渉点(5:55)→1600m水場(11:25)→大岩(12:50)→幌尻岳山頂(9:30~9:50)→肩(10:25) →幌尻岳山頂(11:15~11:20) →幌尻山荘分岐(10:30)→1600m水場(12:25)→見晴台(13:00) →幌尻沢渡渉点(13:45)→ポロシリ山荘(14:45)
2017年09月02日 曇り
お世話になったポロシリ山荘 無事ゲ-ト到着です
今日は生憎の曇り空で、稜線は雲に覆われていますが、下山するだけの我々は涼しくて好都合です.帰心矢のごとしで、知らず知らず速まります。途中9名の登山者と行き違い無事にイドンナップ山荘の駐車場に到着。このときは未だ足全体の筋肉痛は感じません。帰りの道は当然水たまりに入りながら車は見るも哀れなドロドロ。取り敢えず風呂に入るべくレコ-ドの湯へ。ところが車から降りると歩けません、筋肉痛で階段の上がり下りがまともに出来ません。風呂でマッサ-ジして何とか歩けるようになりここで昼食、昼寝。その後洗車、道の駅でのショッピング等々の後、昨年行った苫小牧の焼肉店で夕食。こうして船上の人となりました。今回の山行は楽しかった、皆さんお疲れ様でした。
コ-スタイム
ポロシリ山荘(5:15)→残2Kポスト(5:50)→残10Kポスト(7:45)→残15Kポスト(8:15)→イドンナッ゚山荘(9:45)