榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  単独
記録
2018年7月1日
今日は11月に予定している植谷峠を経由して須川峠に下り、縦走路を通って蛇谷ケ峰に登る例会のル-ト確認です。大野集会場に駐車して出発。集落を少し戻りお墓の脇から続いている微かな道の跡を辿ると倒木、石で覆われている道が現れて来て、ジグザグを切りながら尾根に登っています。

 

登り口上の道跡                 尾根上420m付近

420m付近からP535mまでは傾斜は穏やかになり道の痕跡も所々に残っていますが、注意しないと直ぐに見失ってしまいます。赤松、杉、ナラの樹林で周囲の展望は全く在りませんが、時々の涼しい風に救われます。P535mからP792mまでは急傾斜が続きます。ここまで来ると武奈ヶ岳方面の展望が少し開けますが、今日は生憎の天候で武奈ヶ岳は雲の中。

 

P972m                    P972m付近より反射板のピ-ク

蛇谷ケ峰手前の反射板の有るピ-クもすぐそこに望めます。ここから2つの小ピ-クを越えると造林公社の看板が現れます。ここから100m程緩やかな尾根を登ると右手に現れて来る尾根が横谷源頭へ下る尾根ですが、そのままピークまで登ると同じ方向に派生している尾根に乗ってしまうので注意が必要です。

 

造林公社の看板                横谷への分岐テ-プ

正しい尾根にははっきりした掘割状の道が横谷源頭まで下っていますので迷うことは有りません。横谷源頭の細い流れを渡り直ぐに須川峠へに到着。此処には道標が有り「大野(難路)」となっていますが、道標を作った時には道は有ったかもしれませんが現在では明確な道は無いので、地図が読めない場合は遭難の原因になりかえって危険です。

 

横谷源頭への道跡               須川峠の道標

ここからは比良山系最北端の蛇谷ケ峰への縦走路です。蛇谷ケ峰山頂は10名程の登山者で、此処でやっと360度の展望ですが生憎の曇り空で、眼下の琵琶湖も灰色です。風も有り、じっとしていると寒いので早々に昼食後反射板の有るピ-クを経由して横谷源頭への分岐に目印のテ-プを取り付けながら下山。P972mからの下りは当初細かな枝尾根に入り込みやすいので注意が必要です。

 

蛇谷ケ峰よりリトル比良              蛇谷ケ峰・植谷峠ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
大野集会場(8:20~8:30)→尾根上420m(9:05) →P972m(10:25) →造林公社の看板(10:45) →横谷源頭(11:15) →須川峠(10:20)→蛇谷ケ峰(12:10~12:30) →反射板(12:40) →P816m(13:02) →横谷源頭への分岐(13:05) →P972m(13:40) →P536m(14:07) →尾根上420m(14:25)→大野集会場(14:45)