榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL),IA、IS、KY、KS、SH、SM、TT、HY、MS、YK、11名         一般参加者  2名
記録
2018年10月28日
今日の例会は公開山行を兼ねているので一般の参加者は2名です。神社の前で各自自己紹介とコ-スの概略説明後出発。明王谷林道方面に向かうのは我々のパ-ティ-だけ。林道には9月の21号台風による倒木がそのままに残っており、車は通れません。林道では朝早くからの散策と思われる方6~7人と出会いました。牛コバの林道終点で最初の休憩後、白滝谷登山道に入り、道が谷に下りる地点で落石の通り道のようなルンゼ状のザクザクの所から登り始めますが、大勢で落石が怖いので直ぐに斜めの獣道(?)に逃げますがトラバ-ス部分は掴む藪が少なく嫌な所です。何とか折り返して獣道の様な踏み跡を探しながら徐々に高度を上げていきます。

坊村出発

 

白滝谷右岸尾根登ります  2題

所々に炭焼き窯跡も有り古道も段々に分かりやすくなってきます。小さな支尾根を乗り越すあたりになると掘割状の古道がはっきりして来て、岩がゴロゴロした白石谷に到着。クルシ谷手前まで来ると大きなモミの木が有る台地上の場所になり道幅も数メ-トル程度で休憩場所の雰囲気です。

 

白石谷にて                    白石谷付近の古道

我々もここで休憩し、クルシ谷を渡渉して葛川越に突き上げている小さな沢の中を登ります。所々壊地も有り荒れた沢ですが水も少なく登り易い沢です。しばらく沢を登ると沢の真ん中に大岩が有り、左側はガレているので右側を巻くと水流は消えてシダの斜面になり、少し上って左側に進むと再び掘割状の古道が現れて来て大岩の左側のガレ迄続いているようです。

 

クルシ谷渡渉                    葛川越への支流を遡ります

 

葛川越到着                    比良岳大岩にて

大岩を巻いたあたりで降りてくる単独の登山者に会いました。堂満岳を越えてきたとの事。再び現れたジグザグの古道を忠実に辿ると葛川越に到着。12時を越えていますが、このまま比良岳への急登を登り、登り切った所の大岩付近で昼食。日差しがポカポカと良い気持ちです。昼食後は通りなれた縦走路を辿り木戸峠へ、行程最終段階で最も堪えるスキ-場の急登を登り打見山ロ-プウェイ駅に到着。予定より1時間程早い到着ですが、好天に恵まれ快適に歩けたせいでしょうか。お疲れさまでした。

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コ-スタイム
坊村(8:50~9:00)→牛コバ林道終点(9:50)→白石谷 (10:45)→クルシ谷手前(11:30)→葛川越(12:10)→比良岳手前(12:30~13:10) →木戸峠(13:40)→打見山ロ-プウェイ駅(14:00)