榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(単独)
記録
2017年5月2日
本ル-トは5月6日例会に使用する予定で、本日はその為の下見が目的です。笹又のさざれ石公園には8時前に到着。自宅から高速使用せずに2時間程度です。駐車場より2~30mほどバックし川を渡ると杉の木にピンクテ-プが有り、そこから登ります。初めはひたすら杉の植林帯の急な登りで700m付近になると杉林が終わり一時的に傾斜は緩みますが直ぐに又植林帯と灌木帯に交互に現れますがヤブと言う程もなく、所々古道の跡がうかがえます。右手の樹から笹又の畑を見ながら800m付近で植林帯を抜け、最後の急登を登り切り傾斜が緩みだすとガ-ドレ-ルが見えてきてドライブウェイに飛び出します。ドライブウェイを少し戻ると南東尾根の入り口に到着。上平駐車場から300mほど上手のガ-ドレ-ルが切れた広場から始まりです。

 

沢を渡った取付点                南東尾根取付点
登り始めは明瞭な道ですが尾根の西側に巻きだすころになると段々不明瞭になってきますが、注意すれば見失う事は有りません。1150m付近でブナ、ミズナラに囲まれた平坦地で伊吹山頂上の残雪が見える、ゆったりとした良い場所です。

 

南東尾根の古道跡               1150m付近の平坦地より山頂方面

ここからしばらく上ると灌木帯のヤブが始まりますが思っていたほどのヤブではありません。尾根上に小さな祠が現れると山頂台地東端はすぐそこで、人影も見えてきました。

 

山頂直下の祠           山頂台地より南東尾根
頂上付近は鹿よけネットに取り囲まれており、入り口を探しネットの内側に入ります。東方面は白山、奥美濃の山々、乗鞍岳、御嶽、恵那山、中ア等手に取るようです。

 

山頂台地より美濃の山々           山頂台地より白山、乗鞍岳、御嶽山

今日は下見に付き頂上はパスして、そのまま駐車場に下ります。既にドライブウェイは開通しているにも関わらず車はわずかです。駐車場にも道路にも雪はほとんど残っていません。ここから静馬ケ原までは「歩行禁止」トライブウェイを下りますが、途中の道淵には望遠レンズを取り付けたカメラの列です。聞けばイヌワシを狙っているとの事。ぽかぽか陽気でのんびりしている様子です。静馬ケ原で昼食後、一気に笹又の耕作地まで下ります。途中の道淵にはアマナ、ヒトリシズカ、スズシロウソウが咲いています。笹又の林道は所々に鹿よけケ-トが有り開閉が大変ですがここで作物を栽培する方の大変さが分かるような気がします。午後1時前にはさざれ石公園に到着。これから高取山にヤマシャクヤクの下見です。

 伊吹山・南東尾根ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
さざれ石公園(8:00~8:10)→伊吹山ドライブウェイ(9:20)→南東尾根取付(9:30)→1150m 平坦地(10:15)→頂上台地(10:50)→駐車場(11:10)→静馬ケ原(11:25~11:40)→笹又(12:20) →さざれ石公園(12:50)