榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(単独)
記録
2017年12月2日
葛川越の古道は山の本、ネットで読んでおり以前から一度辿ってみたいと思っていたル-トです。林道脇の広場に駐車し、準備していたら単独行者が行った後すぐ後を歩き出します。彼は伊藤新道を白滝山方面に登る様子。牛コバから白滝谷登山道に入り、道が谷に降りる地点で右岸に切り開き状の急斜面が有り40m程登ると道が現れこれをしばらく辿ります。この部分は地形図にも記載されているが斜面に成っている部分もあり分かりにくくその内に消失するので、さらに40m程登ると再び現れて来ます。ここから白石谷までは所々消えているところも有るが、登りながら探せば炭焼き後も有る古道をたどれます。

 

切開き状の急斜面                560m付近のトラバ-ス部

 

610m付近のトラバ-ス部               720m付近の古道   1

小尾根を乗り越す手前当たりから白石谷を越えて樅の大木が有る付近までは道幅も広くなり良い雰囲気です。この道もクルシ谷横断部で完全に消えています。

 

720m付近小尾根乗越部の古道            白石谷

 

クルシ谷手前の樅ノ木が有る平坦地         左クルシ谷本流、正面の谷を登る

ここからはクルシ谷の南側の小さな谷を登ります。谷の右岸の谷2本過ぎ大岩を右手に回り込み左手に少し登るとと再び落ち葉に覆われた古道が現れ、これを辿ればすぐに葛川越に到着。

 

大岩、右側を巻いた               葛川越手前の古道

葛川越は昨夜からの雪が1cm程で誰も通っていない。ここからは縦走路を比良岳へ登りますが途中5名の登山者に会いました。今回は朝の単独者とこれだけの登山者に会っただけ。比良岳からは夫婦滝まで直接下りますが、テ-プが多数有り迷うことは有りません。夫婦滝の「滝見不動明王奉安所」で昼食。以前(2009.6.20)来たときは登山者も多く、橋も有ったように記憶していますが、数年前の大雨ですっかり様子が変わった様です。昼食後音羽池に向けて登りますが、ここも道は昔のテ-プは残っていますが道は消えかかっています。

 

比良岳下降し、白滝谷ル-トとの合流点        音羽池への登山道

白滝山へは音羽池をカットして直接登ります。ここからは坊村からの林道のヘアピンカ-ブへ北北西に延びている尾根を下ります。テ-プは有りかなり使用されているようですが最後まで植林の中で全く面白くないル-トです。

 坊村~白滝谷右岸尾根~比良岳~白滝山~坊村ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
坊村林道入口(7:50~8:00)→牛コバ(8:40)→登り口(8:45)→白石谷 (9:42)→クルシ谷(10:10)→葛川越(10:45)→比良岳(11:05)→夫婦滝(11:45~12:10) →白滝山(12:42) →下山分岐点(13:00)→P698(13:45) →林道(14:03)→坊村林道入口(14:16)