榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL) KY、KY、MS、YK
記録
2020年3月7日
法恩寺山~経ヶ岳例会が中止になった為、急遽希望者を募って日帰り山行として実施です。このル-トは奇しくも2015年3月7日に私と同名の方がリ-ダ-を務めた方の個人山行に同行させて頂きましたがラッセルが厳しくて阿蘇岳(865.1m)で引き返したル-トですので、捲土重来を期します。
金居原を通り過ぎて国道303号線の脇に駐車。幸い快晴で絶好の登山日和です。出発準備をしていると、車が1台寄って来て横山岳に登りたいからと同行を依頼されました。聞くと能郷白山に登るべく現地に行ったところかなり手前でゲ-トが有った為、急遽こちらの方に回って来られたとの事(山頂で頂いた名刺で、私も時々閲覧している**ネットに投稿されているスカイ○○さんと分かりました)。東尾根登山口への林道を少し登り、「横山岳」の道標を見て、更に奥に進むと「横山岳登山道」の道標が有り此処から渡渉してジグザグの道を登ると東尾根の支尾根に登り着きます。此処から東尾根まではロープが張られた急坂が有るものの、雪が無いので5年前と比較できないほど楽に登れます。東尾根に乗ると積雪は5~10cmになりますがワカン無しで歩きます。

金居原ル-ト登山口                  金居原ル-トの登山道

阿蘇岳(865.1m)の手前には池(夜叉ケ妹池、夜叉ケ池との事)が有りますが、5年前は埋まっていて全く気が付きませんでした。横山岳東峰に登り着くと360度の大展望です。

東峰直下を登ります                吊り尾根より横山岳

東峰より岐阜県境、奥美濃の山々(クリック拡大)    吊り尾根より琵琶湖方面(クリック拡大)

東側~南側は白山を初め、滋賀県と岐阜県境及び美濃の山々、西側は琵琶湖がすぐそこで、比良の山々は春霞の中に望めます。東峰付近で休憩中の5~6人のパ-ティ-に会いましたが、三高尾根を登って来られ、東尾根を下られるとの事。横山岳までの吊り尾根は小雪の為藪が煩わしい所は有りますが、快晴の元、展望を楽しみながら歩けます。

吊り尾根を登る                  横山岳山頂にて

横山岳山頂は30~40cmの積雪で小屋は全体を現しています(2018年3月11日に西尾根から登った時は屋根が見える程度でした)。快晴、無風で暖かい中でゆっくりと昼食後下山開始(スカイ○○さんは既に出発)。東尾根は金居原との分岐を過ぎると雪が無くなり滑りやすくなっており、慎重に下山しますが林道に下る直前は急斜面で注意が必要です。

下山時、東峰にて(金糞岳背景)         東尾根登山口に下山

林道をのんびりと歩き、金居原登山口を経由して国道の駐車地に戻った頃はすっかり曇ってきました。経ヶ岳に登れなかったのは残念ですがまたの機会が有ると思いますので楽しみに取っておきましょう。お疲れ様でした。

横山岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
国道303号金居原付近(8:55~9:07)→金居原登山口(9:15)→東尾根支尾根(9:38)→東尾根(10:50)→阿蘇岳(11:20)→東尾根ル-ト分岐(11:30)→横山岳東峰(12:35) →横山岳(13:05~13:35)→横山岳東峰 (14:10) →東尾根ル-ト分岐(14:50) →東尾根林道登山口(15:37) →金居原登山口(16:14) → 国道303号金居原付近(16:20)