参加者 OM(CL)AM、IA、IS、IA、IY、KY、KY、SH、TA、NA、YK 12名
記録
2021年2月21日
今回の例会は、昨年の9月に池河内~小栗山~桜谷山~百里ケ岳往復~池河内と周回した時の小栗山~桜谷山のブナが素晴らしく是非別のシーズンに訪れてみたいと思いましたので、小栗山付近の残雪期のブナの回廊を訪ねるのがメインテ-マです。堅田駅前に集合し下根来の八幡神社に到着した時は道端に昨日までの雪の除雪跡は有りますが神社にも登山口にも雪は殆ど有りません。しばらく登ると現れて来るだろうと全員ワカン(私はスノーシュ-)をザックに括り付けて登り始めます。案内板も有りテープも随所に有りますが肝心の雪は所々まだら模様の様に薄っすらと新雪の消え残りが有る程度でまとまって出て来ません。
八幡神社を出発 岩の間を登ります
しばらく登ると岩が堆積した所が有り、岩を包み込むような大木も有る岩の間を右に左にテープに従って登ります。P357に近づくと岩の堆積地帯を抜け出しますが相変わらず雪は現れず標高380m付近で雪が現れて来て喜びますが直ぐになくなってしまいます。
小栗山西尾根直下の台地に到着 小栗山山頂にて
ようやくル-トが雪に覆われて来るのはP492からの細い尾根が小栗山西尾根への広い尾根になる登り口で、新雪が5cm程積もっているだけですので急斜面はかえって滑りやすくなっており、下りには使用したくない斜面です。西尾根直下で台地状の広がりに大小のブナが生えて別天地の趣です。西尾根に登ると矢張り雪は無くかろうじて溶け残って滑りやすい斜面を登ると広々とした小栗山に到着。天気は良いし、午前11時ですので、桜谷山で昼食することにして、雪の無いブナの回廊を辿ります。途中、2か所のピークに有る上根来への道標を見ながら桜谷山に到着。
桜谷山へ 桜谷山へのブナの回廊、雪が無く残念
かろうじて20cm程の雪は有るものの地面が現れています。もうすぐ3月になりこのまま新緑になってしまうなら残念です。日曜なのに誰も来ない暖かい山頂で春霞にぼやけた比良を見ながらのんびりと昼食。地吹雪の土蔵岳でなかなかほぐれないカップ麺をすすったのがほんの4日前だったのが信じられない天気です。
桜谷山山頂にて 降りて来ました
昼食後小栗山まで戻り、山頂直下の雪解けでズルズルの滑りやすい斜面を下り西尾根に入りますが、この尾根もテープは随所に有り、尾根が西から北西に折れ曲がる所を見誤らなければ、全般的になだらかで所々に馬酔木の薄い藪が有るだけで歩き易い尾根です。最後は傾斜が少し増しますが上根来へ通じる道路に着地。少し下流の八幡神社駐車場に戻ります。結局ワカン、スノーシュ-は一度も使用せずボッカ用の重りになっただけでした。
コ-スタイム
八幡神社駐車場(8:20~8:35) →P357(9:35)→小栗山(11:00~11:05) →桜谷山(11:53~12:32) →小栗山 (13:10~13:18)→P556(13:42) →P386(14:24)→八幡神社駐車場(15:09