榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、KY、SH、YK   4名
2021年5月28日
何時もの様に堅田駅で待ち合わせして久多峠の曲がりくねった狭い道路を走り下之町の早稲谷川林道入口の広場に到着。既に1台駐車していて先行されている様子。林道はタニウツギが最盛期でゲート手前の川縁にはクリンソウも咲き咲いています。

林道の川縁にはクリンソウ               早稲谷川を渡ります

今日は好天ですが、昨夜までの雨で林道は過分の水を含んでおり、立ち上る水蒸気が朝日に照らされて靄の様になっています。蛭の出現を避けるために標高点594m手前の橋の上で休憩。此処からはヤブ気味になり、林道の崩壊が激しくなります。予想通り蛭が猛烈に言い寄って来ます。私は蛭を予想していたので長靴を履いて来たので蛭が侵入するまで時間が掛かりますが、他のメンバ-は直ぐに侵入されるので大変です。沢筋を外れると蛭のアタックも少なくなり、林道が南から北東方向に折れ曲がった所に、早稲谷川左岸尾根の上に向かって地図に無い林道への分岐が有りますが、以前からこの林道の行き先が昨年下った左岸尾根Co870m付近で出合った林道では無いかと気になっていましたので、少し先まで偵察するとどうやら予想通り左岸尾根に向かっているようなので、急遽ルートを変更してこの林道を辿ることにします。予想通り早稲谷川左岸尾根に登り付き、コウンド山に向かいますが、この尾根も杉の大木が有り、樹間から小野村割岳はすぐそこです。

コウンド山への尾根より小野村割岳           コウンド山山頂にて

踏み跡を辿り杉に囲まれたコウンド山山頂に到着、枯れた杉に山名標(光砥山)が吊り下がっています。コウンド山から小野村割岳への稜線も大杉が点在する尾根で、残念ながら展望は有りません。小野村割岳は先行者は無く我々だけで風は少し有りますがのんびり昼食。その内に2人パーティの方が登って来られました。佐々里峠からの往復との事。

小野村割岳山地用にて             小野村割岳稜線より品谷山とこれから下る尾根

昼食後はP911の西側から南に派生する早稲谷川右岸尾根を下ります。この尾根は少しヤブ気味の+所も有りますが杉の大木が点在する尾根で、杉の大木を撮りながらなだらかな尾根を下ります。昨年はP781とP711の手前でルートミスしましたので、今回は注意して下ります。Co580m付近で突然伐採地となり、今朝駐車した広場が眼下でやれやれもう下山した様な気分になりますが、伐採地末端の倒木帯の通過も残っており、お墓の裏のザレた急な尾根を下ると「広河原松上げ」の広場に着地です。

下山です                サルネンエビネ

コ-スタイム
下之町早稲谷林道入口駐車地(8:02~8:12) →林道分岐(9:43~9:50)→コウンド山(10:56~11:05)→小野村割岳(11:39~12:16) →P911(12:142)→早稲谷川右岸尾根P711(14:09) →下之町早稲谷林道入口駐車地(15:00)