榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IA、IS、MM
2021年11月17日
今まで雨で2回流れましたが、今日は好天予報になり実施です。名神高速道路八日市出た所のセブンイレブンで待ち合わせて、道の駅奥永源寺渓流の里に向かいます。道の駅の駐車場は長時間駐車する登山者は駐車禁止なので、道路の反対側に有る登山者用駐車に駐車し、車を1台下山口の杠葉尾登山口に回送します。初めは関電巡視路を登ります。

駐車場を出発                   送電線鉄塔より竜ヶ岳が見えた来た

一部急登は有りますが鈴鹿10座の黄色テ-プ等が有る普通の登山道を丸山に登り、送電線の鉄塔まで登ると東西の展望が開け、東近江市の市街、竜ヶ岳が見えて来ます。一登りで庭戸山到着。Net上ではここまでは何の問題無しとの事ですので、此処から難所が有ると気を引きしめます。P681への登りは木の根の張り出した急登ですが張り出した木の根、立木を掴みながら登ります。 P681を越すと地形図には現れない両側がすっぱり切れ落ちた岩交じりのナイフリッジが有りますが、リッジの上を慎重に辿れば問題なく渡れます。

ナイフリッジを慎重に渡ります         黒尾山山頂にて

此処を通過し少し下ると黒尾山への登りに掛かりますが、急登でP681への登りと同様に木の根、立木を掴みながらの登りで消耗します。黒尾山の山頂も西側は檜林で全く展望が無く、東側も樹間から鈴鹿の稜線が覗ける程度ですので集合写真を撮って出発。
此処で尾根は90度東側に折れて下っており、下り口のテープがわかりにくいのでので、うっかり見落とさない様に注意が必要です。黒尾山からP971までは緩やかな尾根で緑の苔に覆われた所も有り、本日のル-トで一番良い尾根です(下山してからの感想)P971を過ぎると本日2番目の難所が始まり此処からコル迄は西側がすっぱり切れ落ちており、コル付近は岩壁になっていますが、辿るルートは東側の斜面で木の根を掴みながらの下降で注意しながら下れば西側の絶壁を覗くことも殆ど無いのであまり気にすることは有りません。

苔に覆われた穏やかな尾根も有る        最後の難所での激下り

それよりコルからP1016への登りのシャクナゲ、杉の幼木のヤブの方が煩わしい。P1016から時々途切れる雑木林から御池岳、天狗堂を眺めながら一上りで銚子ケ口中峰に到着。大峠、クラシへの道標がぶら下がっています。此処から少し下った平地に季節外れのイワカガミが咲いています。先般の寒さの後又暖かくなったので季節を間違えたのでしょうか。銚子ケ口への登り返しででは、今までの急登で疲れ切ってなかなか足が前に出ません。それでも何とか銚子ケ口に到着。

道端には季節を間違えたイワカガミ           銚子ケ口山頂にて

山頂は展望が無いので集合写真撮影後鈴鹿北部の展望台の東峰に移動して、陽が当たると暖かい中で景色を眺めながら昼食。昼食後は今までの疲れを忘れた様に順調に杠葉尾登山口に下山。少し肩透かしを食らったようなバリルートでしたが、残った紅葉も楽しめた面白い山でした。

東峰より鈴鹿北部の山々             黒尾山~銚子ケ口ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
道の駅奥永源寺渓流の里前の駐車場(7:35~7:43) →丸山(8:40~8:47)→庭戸山 (9:11)→黒尾山(10:36~10:48)→銚子ケ口中峰(12:43)→銚子ケ口(12:52~12:56)→銚子ケ口東峰(12:59~13:34) →杠葉尾登山口(15:15)