榾火山の会

(ほだびやまのかい)

蕎麦粒山  山行報告

参加者   OM(CL)、IA、NK
2023年3月8日
先週の金糞岳に登った時に鋭く尖った姿が周囲の山々からひときわ目立つ蕎麦粒山に登りたいとのリクエストで10年ぶりの蕎麦粒山です。10年前は坂内広瀬の旧スキー場から先は車が入れず歩きましたが、今回は林道工事中らしく西俣出合付近に広場が有り先着車が一台止まっている横に駐車させていただきます。登る予定の正面の尾根はかなり上まで雪は無いようですが、快晴で良い山行になりそうです。大谷川の渡渉点には大きな石が渡りやすいように並べられています。以前はレジ袋を履いて渡りましたが、工事の方が重機を使って並べて下さったのかもしれません。感謝、感謝です。

出発です                   稜線へ

登山道は西俣の上流方向に少し遡り、そこから登り始めます。急な尾根を登る踏み跡は両側の灌木が被さってストックが引っかかって煩わしい所も有りますが、普通の登山道になっています。Co750m付近で残雪が現れ、Co810m付近で雪が繋がる様になって来ますが雪は緩んで踏み抜きが多くなって来たのでワカンを履きます。右手には樹間から山頂への急峻な尾根を見ながら登り続け、Co900付近からブナに覆われてすっきりした尾根になって湧谷山との稜線に登り着きます。

稜線より蕎麦粒山               山頂への急登

此処からは正面に蕎麦粒山を眺めながらP1075までなだらかな尾根の雪庇の上を登ります。P1075から山頂を眺めると急峻な尾根は中間当たりに雪が切れた部分が有りヤブ漕ぎになりそうです。二重山稜を下りの大樹が点在するコルに下ると最後の登りに掛ります。直ぐに急登が始まり、予想通りCo1040m付近から標高差100m程の断続するヤブ帯に突入ですが、何れも北側の踏み跡を辿りワカンを履いたまま巻き上がります。
そこが終わると穏やかな尾根になり山頂に登り着きます。多人数のパ-ティ-だと窮屈な狭い山頂からは360度の大絶景で奥美濃の山々(私の勝手な呼び名)が広がっていますが、このところの好天続きで遠望は効かず白山は見えません。

蕎麦粒山山頂にて                山頂より奥美濃の山々1

風もなく暖かい山頂は我々3人の独占で絶景を楽しみながらのんびりと昼食。下山は安全の為に軽アイゼンに履き替えてザクザクの雪を踏み抜きながらコル迄慎重に下ります。

山頂より奥美濃の山々2            ナイフリッジを下ります

コルで一息つき再びワカンに履き替えて快調に下ります。雪が切れて来たのでワカンを脱ぎ足は軽くなりますが急降下で着地の衝撃が足に直に伝わり下りにくい事この上なしです。最後に踏み跡につられて早くトラバ-スし過ぎて田圃の跡に出てしまいますが修正し、水量が朝より増えている渡渉点まで下って来ます。渡渉後汚れた靴を洗って駐車地の広場まで戻りますが朝の車は有りません。お疲れ様でした。

戻って来ました                蕎麦粒山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
西俣出合の駐車地 (7:30~7:42) →稜線(9:37~9:47)→P1075(10:15)→蕎麦粒山(11:42~12:28) →P1075(13:30)→稜線下降点 (13:50~13:59) →西俣出合の駐車地(15:09)