参加者 OM(CL)、IA、IS、MM
2023年4月5日
今回の周回ル-トは昨年からの宿題で、気温が高くなくヤブが繁茂していない4月に実行するつもりにしていましたので、天気が崩れて夕方から雨の予報でしたが、メンバ-の都合等でこの日を逃すと次はかなり遅い時期になりそうだったので実施する事にします。八日市インター出口に集合して、各々の車で小又谷駐車場に到着し、此処に車を置き1台で天狗堂登山口まで戻り登山開始。この登山道は「東近江市エコツ-リズム推進協議会」道標も有り整備されているので、急坂ですが歩き易い登山道です。天狗堂に登り着きますが少し先の展望石で休憩がてら目的の御池岳を眺めますが遥か彼方で雲が掛かりかけていますので少し心配です。
出発です 展望岩より御池岳、天気が心配
天狗堂からサンヤリまでも道標、レスキュ-ポイントを示す標識も有りしっかりした登山道で稜線のシャクナゲの蕾も膨らんで、今年は楽しめそうです。サンヤリの山頂は樹林に囲まれて展望が無いので、早々に山頂を後にしますが、方向を間違えて少しロスします。ピンクテ-プも有り次のピークで方向確認しようと進みますがピークに登る手前でミスし、Mさんに指摘され修正。その後はピーク毎に地形図で方向を決め、GPSで確認しながら進みます。小ピ-クが多く展望も無いので結構疲れますが、P844付近の植林地から日本コバ、綿向山方面の展望が開けてホッとします。桜峠への2本の送電線の下を通り滝谷山に到着しますが此処も灌木に囲まれているので山頂の山名標を撮ってミノガ峠で休憩すべく早々に山頂を後にします。
サンヤリへ サンヤリへの稜線のイワウチワ
ミノガ峠は御池林道が多賀から上がって来て、小又谷駐車場を通って君ヶ畑まで通じているので今回のエスケ-プルートにするつもりでしたが天候はもちそうで時間も早いので御池岳に向かいます。ピンクテ-プと巡視路に誘われて尾根に登りますが直ぐに切り通しに阻まれ、結局御池林道を東側に少し下った所から派生する林道支線の入口に降りてしまいます(事前の情報収集不足!!)。その後は林道支線を辿り桜峠への登山口から登り始めます。峠手前のトラバ-ス気味に登る登山道の一部斜面化している所は掘り起こされ、ロープが張られて整備されているので安心して登れます。予定よりも少し早く到着し、これから後はしっかりした登山道で時間が読めるので、天候さえ崩れなければ何とかなりそうなので此処で昼食にします。
滝谷山へ 桜峠へ到着
鈴ヶ岳手前には3週間前に来た時には全く無かった福寿草が最盛期を過ぎたとはいえ、まだまだ鮮やかな黄色は色あせずに咲いています。全く予想していなかったので、全員大感激。半面鈴北岳付近の10年前に撮影した福寿草の群落は全くなくなっていてガッカリ。
鈴ケ岳にはフクジユソウが残っています 御池岳山頂にて
御池岳山頂は曇天下の平日で今の時間ですので当然我々だけですが、すれ違ったのは3名と遠望した6~7名パーティ-だけです。予定通りの時間で歩けていると天気ももちそうなので下りは当初予定していたT字尾根ではなく土倉岳を経由して下ります。
天狗堂から辿って来た尾根を振り返る 土蔵岳と下山尾根
テ-ブルランドからの急斜面の登山道も最近雨が降っておらず乾燥していて滑らないので安心です。土倉岳からはしっかりした巡視路の登山道ですので順調に下り、午後6時に小又谷駐車場に戻れば上出来の予定でしたが、ロートルを含むパーティ-にしては随分早く戻って来ました。お疲れ様。
降りて来ました 天狗堂~御池岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
天狗堂登山口 (6:53) →天狗堂(7:59)→サンヤリ (8:47)→滝谷山(10:55)→ミノガ峠(11:23~11:31) →桜峠(12:23~12:50) →鈴ケ岳 (13:22)→鈴北岳(14:00)→御池岳(14:51~14:57)→土倉岳(15:43)→ノタノ坂(16:48)→小又谷駐車場(17:22)