榾火山の会

(ほだびやまのかい)

後山 山行報告

参加者   OM(CL)、KY、SH、YK       4名

2024年2月03日
京都駅から2時間強で岡山・兵庫県境の後山キャンプ場に到着。1月28日に登られた方の情報では広域林道からキャンプ場までの道路が新雪で通行できずに歩いたとの事でしたので、それから1週間は暖かくて新たな降雪も無かった様で車が通れる可能性は高いですが、通れない場合は歩くつもりでしたので大助かりです。

後山キャンプ場駐車場を出発            鎖場を登ります

駐車場には我々の車だけです。殆ど雪が解けた道路を少し戻り船木山登山口から登り始めます。登り始めの檜林の中は残雪が残っていますが、通り抜けると殆ど雪は残っていません。沢沿いに簡単な渡渉を3度繰り返して尾根への急斜面の九十九折の登山道を登り切ると、船⑧の道標に到着。九十九折の登山道のトレースは大勢が登った形跡が無いので不思議に思っていましたが、この道標から尾根を下った多くの足跡が有り、又黄色テープが木に巻き付けられています。どうやら殆どの方はこのルートを使用した様ですので、下山時はこのルートを下ることにします。此の辺りで積雪は20cm程度ですが滑りやすくなったのでメンバ-には軽アイゼンを履いてもらいます。檜林を抜け、根曲がり竹が現れて来ると船木山の稜線に飛び出します。稜線の道標の横に中国自然道案内図が有り少し登ると船木山手前の展望の良い小ピ-ク。案内図に有る様に南側は瀬戸内海迄見通せますが、北側の氷ノ山方面の山々は黒い雲に覆われています。

船木山から後山                 稜線の霧氷

この頃になると上空は青空が広がり、青色に映える霧氷を楽しみながら後山に到着。山頂には南側の尾根からのトレースは有りますが我々だけです。幸い殆ど無風の陽射しの中でのんびりと昼食。

後山へ                後山山頂にて

山頂から三室山、氷ノ山は雲の中         急斜面を下ります

北側の山々の雲はこれ以上これ以上取れそうにないので諦めて下山に掛かります。船⑧の道標からトレースに従って尾根を下りますが急斜面の雪が少なく滑りやすいので慎重に下り登山道と合流します。合流点付近はかなりの急斜面ですので注意が必要で、このル-トは九十九折の登山道が雪で埋まった場合の冬ル-トとなっている様ですが、今日の様な雪の少ない時は従来の登山道の方が安全に思えます。今日は休日なのに誰にも会わない静かな山が楽しめた後山でしたが、2月になって根雪になるのでしょうか。

お疲れ様                     後山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
後山キャンプ場駐車場(9:10~9:17)→船⑧道標(9:32~9:38)→船木山(11:24~11:26)→後山(11:52~12:32) →船木山(12:52) →船⑧道標(13:22)→後山キャンプ場駐車場(14:34)