榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、KY、SH、YK              5名

2024年3月15日
今回は鍋尻山の福寿草を観に行きます。妛原から、若しくは保月から登って観るのが普通のル-トですが、昨年12月14日に下見して置いた高室山~P668~地蔵山(P757)の西側~保月~鍋尻山ル-トにします。高室登山口辺りの日陰には今週初めに降った雪が残っていて登山道は泥濘状態です。登り着いた高室山は快晴ですが残念な事に春霞で遠くの山々は全く見えず御池岳、霊仙山もぼんやりと霞んでいます。


佐目自然公園を出発              高室山より鍋尻山、霊仙山(中央後)

山頂直下の北面は雪が10cm程度残っている所も有り滑りやすくなっていますので慎重に下りますが、その後は尾根上には残雪は殆ど無く、枯草も雪に押さえつけられていたので12月の時よりも快適に歩けます。P668の鉄塔の下で一息入れた後一旦コルに下り地蔵山(P757)の西側を巻く杣道に入りますが道に沿って杉の幹にVee Rubberと印刷されたテープがに巻き付けられていますので迷う事は有りません。地蔵杉からの保月までの道路脇には除雪された雪が残っており今週初めには結構降ったようです。


高室山の残雪を下ります                        鍋谷山のカ-ペットを敷き詰めた様なフッキソウ

ショートカットするつもりで保月手前から鍋尻山の支尾根を登り始めますが少し登ると、何と予想もしなかった福寿草の群落に行き当たります。


福寿草

杉林で日当たりが悪いのか少し小ぶりですがはっとする程鮮やかな花弁の黄と葉の緑です。しばし撮影会の後正規の登山道に合流して登り続け、降りて来られる5人パーティ-とすれ違い群生地に到着。情報通り日当たりのよい岩の間に群落が広がっていて、少し最盛期は過ぎている様ですが見ごたえが有ります。此処でも十分に福寿草を楽しんだ後鍋尻山山頂に到着。暖かい陽射しの中で我々だけののんびりと昼食。単独行の方が登って来られますが直ぐに下山されます。


鍋谷山山頂にて               鍋尻山より御池岳(中央)、高室山(右)
再度写真を撮りながら保月への道路まで下山し、行者杉から杣道を逆に辿りますが、帰りは先回と同様オフロ-ドワ-ルド保月のコースに立ち寄った後、午前中に潜った送電線の下の巡視路を辿り林道の終点に降り立ち、今は使用されていない林道を下り室ノ谷からの林道に合流し分岐まで戻って来て、順調に下山し佐目自然公園駐車場に降りて来ます。お疲れ様でした。

お疲れ様                    高室山~鍋谷山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
佐目自然公園駐車場(8:05~8:13)→高室登山口((9:22)→高室山(9:45~9:55)→P668(10:41~10:48) →地蔵杉 (11:10)→鍋尻山(11:57~12:27)→地蔵杉(13:09)→オフロ-ド保月のコ-ス(13:23~13:33)→高室登山口(14:18~14:23)→佐目自然公園駐車場(15:14)