榾火山の会

(ほだびやまのかい)

磐梯山 山行報告

参加者   OM(CL)、IA、SH、MN              4名
2024年3月24日
今回の東北の山は7年ぶりの磐梯山、安達太良山です。出発前の天気予報では2日間とも曇りの予報で、予定日が近づくにつれて良い方向に変わって行く様です。前回は猪苗代スキ-場からスキーリフトに乗って赤埴山~沼ノ平経由でしたが、積雪期は裏磐梯スキ-場からが主要ル-トになっている様で、前日までの新雪で7年前のル-トはトレースが期待できない可能性が高く、トレースが無い場合は我々ロートルパ-ティ-では山頂まで届かない事が考えられるので今回は裏磐スキ-場からのルートに決めますが、裏磐梯スキー場までの道は国道を外れた途端に、我々が通常登山口へのアプロ-チに使用する林道の方がずっとましだと思われる程の穴だらけの地道になります。


リフト終点出発です                   火口縁に到着
駐車場はスキ-客用の駐車場の一段下で此処も雪解けでドロドロです。駐車場の方に聞くと今年は雪が少ないので今日でスキー場は営業を終了するとの事ですので登りにスキーリフトは使えそうです。スキーリフトを2本乗り継きリフト終点で準備しますが、殆どの方はアイゼンかツボ足の様ですが我々は火口壁へ上がるまでは滑り止め、踏み抜きに備えてワカンを履きます。磐梯山は肩から上は雲の中で午後から晴れて来るとの予報を期待して出発しますが駐車場から一緒の単独行の方はツボ足で一足先に出発されています。


火口縁から磐梯山                 樹氷の間を縫って山頂へ

火口原まではなだらかな上り下りですが火口縁への登りに掛かると急登が始まり一歩一歩ワカンを蹴り込みながら登ります。登るにつれて予報通り青空が広がって、火口縁に登り着く頃には磐梯山山頂ははっきり見える程の天気になって来ます。火口縁でアイゼンに履き替えますが、足元の雪はすっかり緩んで水が流れ池も出来掛かっている程暖かい状態です。

山頂へ                 磐梯山山頂にて
弘法清水小屋まで登ってくると雪も少しは締まって来ますがまだまだ柔らかく軽アイゼンでも十分な程で、樹氷も7年前に比べると随分貧弱な様な気がします。途中で朝ご一緒した単独行の方とすれ違う時、山頂には誰も居ないよと教えて頂けます。登り着いた磐梯山山頂は我々だけで早速、集合写真、風景の写真を撮りますがその内に続々登って来られます。


明日登る予定の安達太良山            山頂から下山

山頂は穏やかな風で陽射しが暖かいので周囲の絶景をおかずにのんびりと昼食。少し残念なのは春霞で遠くは飯豊の山々が霞んで見える程度で、眼下の猪苗代湖もスッキリとは見通せません。火口縁でアイゼンからワカンに履き替えて急斜面をゆっくり下ります。第2リフト終点にはリフト終了前の20分前の到着し下山リフトに乗ります。

お疲れ様でした。               磐梯山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
第2リフト終点(8:50~9:02)→櫛ケ峰分岐(10:48~10:55)→弘法清水小屋(11:40)→磐梯山(12:19~13:05) →弘法清水小屋(13け27)→櫛ケ峰分岐(13:50~14:03)→第2リフト終点(15:23)