榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、IS、OM、MN              5名
2024年4月07日
道の駅あいの土山に集合し車3台で黒滝の惣王神社に向かいます。神社横に下山する予定ですので此処に2台駐車し、私の車で田村川林道を遡り洗い越手前の広場に駐車し、更に林道を仙ケ岳への道標が有る登山口まで遡ります。道標が有るとはいえ通常の登り口とは思えない滑りやすい法面を木の根を掴んで登り始めます。

出発です                  ナイフリッジが有ります
その後も急な登りが続き、P729まではナイフリッジ、ロープ場等の変化が有る登りが続きます。P729を過ぎると相変わらずの急登ですがかなり登りやすくなって来ます。宮指路岳からの縦走路に登り着くと通常の登山道となり一旦小社峠まで下り登り返すと仙ケ岳に到着します。本日は日曜なので早い時間帯ですが数名の方とすれ違います。仙ケ岳からは雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ谷等鈴鹿南部の山々が一望出来、これから辿る予定の御所平、ベンケイへの稜線も眼下に見えています。山頂には単独の方が休憩中ですが、我々が休憩中に宮指路方向へ下って行かれます。足元を見ると素足に草履(?)だけです。歩くには支障ないでしょうが足指の保護は大丈夫でしょうか。


仙ケ岳から雨乞山、御在所岳方面         仙ケ岳山頂にて
御所峠への急坂を下り御所平への登りに掛かります。P832(ヨコネ)まで登ると後は馬酔木と裸地の尾根のなだらかな登りです。

御所平にて                 ミズナシより御所平最高点、御在所方面

裸地は砂地で所々雨水で浸食されて溝が見られる状態で、十数年前の記録を見ると笹原が広がっていますが、鹿よけネットの残骸が有る所を見るとかつてはネットで鹿よけ対策をした様ですが現在では荒れ放題です。暑い位の陽射しの中御所平最高点で昼食後後半のルートに掛かります。一旦檜林を下り小太郎谷源頭のコルから緩やかな尾根を登ると船石です。


船石より臼杵岳、第2名神を見下ろす      ベンケイ三角点タッチ
南側の展望が開け眼下に新名神の橋が見えていますが伊勢湾は春霞の中に沈んでいます。
3人の先着者が休憩中で、我々が休んでいる間に臼杵岳の方へ出発され我々だけになります。最後の展望を楽しんだ後、杉林の尾根を本日最後のピ-クのベンケイに向かいます。樹林に囲まれたベンケイ山頂で久しぶりの三角点タッチの後惣王神社への下りに掛かりますが、この尾根もピンクテ-プが随所に有り少しだけヤブっぽいところは有りますが踏み跡もしっかりして歩き易い尾根です。惣王神社には予定よりずいぶん早く下山。朝の駐車地まで車を回収に向かいます。

降りて来ました                仙ケ岳~ベンケイル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
田村川林道洗い越(7:30~7:36)→P729(8:42)→縦走路(9:18)→小社峠(9:35~9:43) →仙ケ岳(10:02~10:13)→ヨコネ(P832)(10:48)→御所平最高点(11:11~11:40) →船石(12:16~12:33)→ベンケイ(12:47~12:55)→惣王神社(13:44)