榾火山の会

(ほだびやまのかい)

立山 山行報告

参加者   OM(CL)、IA、IS、TK、NM
2024年5月02日
5月の立山は実に19年ぶりです。直前まで天気予報がはっきりしなくて気をもみましたが、登山する2日間は何とかなりそうな予報ですが、入山日の1日は立山駅までの車中で本格的な雨に見舞われますが駅に着く頃は小止みになります。大型連休中ですが午後3時発のケーブルカ-はガラガラで、バスも車中に荷物を持ち込めるほどのガラガラで室堂に到着。

中央の支尾根を直登します                           室堂乗越へ
雨も上がって曇り空ながら明日の好天が期待できます。翌日、起床して窓から覗くと快晴の空が広がっています。朝食後アイゼンを履いて出発。富士ノ折立付近からのトラバ-ス時を考えて念の為ピッケルも持ちます。雷鳥荘から見下ろすと色とりどりのテントが張られています。雷鳥沢から急登が始りますが、崩れたトレースは登りにくく、睡眠剤の影響、高度下での加齢に依り(?)度々立ち止まり息を整えないと登れませんが何とか別山乗越まで登り着き一息入れます。


別山付近より剣岳背景に                別山より立山、まだまだ彼方

富士ノ折立へ岩稜を登ります        雄山へのトラバ-ス

別山方向を見ると稜線上は雪が無い様なのでアイゼンを脱ぎます(結局大汝山過ぎまでアイゼンは履かず)。左手に剣岳、右手に弥陀ヶ原を見下ろしながら辿り着いた別山は大勢の方が休憩中で文字通り360度の大絶景ですが、雄山は遥か彼方です。風もなく暖かい真砂岳で昼食。富士ノ折立への岩稜の登りの途中で先行パ-ティ-が停滞しているのでル-トを変更して富士ノ折立の肩に登り着きます。大汝山と雄山のコル手前からは夏道を辿りますが、斜面に張り付いた斜面のトラバ-スが有るのでアイゼンを履きます。

雄山より辿って来た稜線、後立山の峰々     雄山にて
狭い山頂は午後3時頃にも関わらず次々と登って来られる方がいるので集合写真と周囲の絶景写真を撮った後、アイゼンを脱いで一ノ越への下りに掛かります。夕食後日没の写真を撮るために外に出ますが、ピンクに染まる立山は明日の好天を約束しています。

室堂の落日                    立山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム

室堂山荘 (7:11) →雷鳥沢(7:52)→剣御前小屋(9:58~10:10)→別山(10:52~11:04)→真砂岳 (11:52~12:34)→富士ノ折立(13:34~13:45)→雄山(14:43~15:07)→一ノ越(15:50~15:58)→室堂山荘(16:36)