榾火山の会

(ほだびやまのかい)

大崩山 山行報告

参加者   OM(CL)、IA、KY、MN
2024年5月22日
昨年計画しましたが、雨天で中止した為再挑戦です。22日は何とか持ちそうとの天気予報ですので、本来は今日傾山に登る予定にしていましたが、雨が降らない内に大崩山に登る様に計画の変更です。細く曲がりくねった道を延岡から1時間程走り上祝子登山口に到着。駐車地には先行車が1台止まって居るだけです。曇天で薄暗い樹林帯の道を進み、下山口の大崩山荘を横目に通り過ぎると湧塚コースの渡渉点に到着しますが、これと言ったはっきりとしたポイントが分からないので対岸のピンクテ-プ目指して進むと水量が少ないので跳び越せそうな岩が有り、飛び越して対岸に渡りますが他のメンバ-の安全の為に、流木にシュリンゲを巻き付けてホールドに、体を支えてメンバ-が跳び越す為に手を貸します。

出発です                   渡渉点を振り返る
全員安全に渡渉を終えると後は急傾斜ですが特に危険な所もなく袖ダキに登り着くと小積ダキの大岩壁が目の前に迫って大迫力。これを見るだけでも登って来たかいが有ります。

袖ダキから小積ダキの岩壁               大崩山山頂にて
下湧塚から知らぬ間に巻き道に入ってしまい岩尾根の絶景を逃してしまいましたかCo1400m付近からは今までと打って変わったなだらかな尾根になります。

石塚より祖母山(左)、傾山(右)         岩壁をトラバ-ス
大崩山の山頂は我々だけですが、袖ダキで追いついた先行の3人パ-ティ-は未だ到着していない様です。山頂で早めの昼食中に単独の方が登って来られ、少しお話しすると、彼は神奈川から来て今月いっぱい九州の山を車中泊しながら登るとの事。羨ましい限りです。山頂では曇天下で明日登る予定の傾山は見えますが九重連山は微かに見える程度で、下山時の石塚で祖母山も見えたのでまあ良しとしましょう。

岩稜を下ります            靴を脱いで渡渉
P1571に戻る途中で袖ダキの3人パ-ティ—とすれ違いますが老夫婦とガイドの様です。坊主尾根に入り下りの核心部(?)、岩壁のトラバ-ス手前で念の為チェストハ-ネスとシュリンゲ、カラビナ2枚で安全対策してからトラバ-スに掛かりますが山頂で会った単独の方は何もなくスイスイと通過していきます。


戻って来ました                  大崩山ル-ト図(クリック拡大)
此処を過ぎると後は梯子、梯子の連続でかなり不安定な梯子も有りますが特別に危険な事もなく渡渉点まで下りますが朝より渡り難そうなので下流の浅瀬を靴を脱いで渡渉し、朝通った道に合流し登山口まで戻ります。

コ-スタイム
上祝子登山口 (6:00~6:10) →大崩山荘(6:37)→渡渉点(6:58)→袖ダキ分岐(8:37)→P1571 (10:27)→大崩山(10:49~11:11) →P1571 (11:38) →渡渉点(13:54)→大崩山荘(14:15) →上祝子登山口(14:40)