参加者 OM(単独)
2024年6月29日
2009年の同時期に五波峠から京大演習林の谷を周回しましたが、その後演習林が入山禁止になったので五波峠を起点に歩くことは無くなりました。今回は15年ぶりに演習林の縁に咲いているであろう夏椿の開花状態を見に行きます。自宅から2時間程走り五波峠に到着します。五波峠の石碑は以前と同じですが、新たに道標が設置されていて、此処から城丹国境稜線を歩く人が多いのでしょうか。
五波峠出発 ガスの稜線を登ります
天気は予報より遅れているようでガスに覆われた稜線を登り始めます。今日の目的は夏椿の開花状態の確認ですのでそれらしい模様の木の幹を探しながら歩きますがリョウブの幹も同じような模様ですので葉を見ないと分かりません。おまけに夏椿の木は背が高いので下から見上げても花が開いていないと状態がさっぱりわかりません。当初は中山谷山の花を先に探しに行く予定でしたが、変更して国境稜線を先にして坂谷源頭のコルに下り少し登ると鹿の皮剥ぎに有った夏椿の木が有り、この木は背が低く手の届く範囲に葉が茂っており蕾が多数付いていますが、開花しているのは上の方の数個だけで恐らく1週間以上早い様ですが、取り敢えず夏椿が見つかったのでホッとします。
ほとんどは蕾が堅い 上の方には咲いている
国境稜線は以前よりヤブっぽくなっているような気がしますがもう少し先まで歩いて行きます。P682までに数か所で蕾が確認できたので引き返して中山谷山へ分岐から中山谷山の尾根を辿りますが、尾根は下生えが殆どなく地面がむき出しになっています。
中山谷山への稜線より百里ケ岳(右)、三重ケ嶽(左) 中山谷山
この尾根の夏椿の木は背が高いので下からは蕾の有無は全く分かりませんので次に来た時に花が咲いている事を期待します。五波峠に戻ってくる頃にはすっかり晴天になって来ますが、次に訪れるのは、天気予報は暫く雨天予報ですので7月の中旬頃でしょうか。
戻って来ました 中山谷山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
五波峠(9:00~9:09) →中山谷山分岐(9:35)→P682(10:06)→P717(10:48~10:56)→P682(11:28)→中山谷山分岐(11:57)→中山谷山 (12:18~12:58)→中山谷山分岐(13:12)→五波峠(13:34)