榾火山の会

(ほだびやまのかい)

甲斐駒ヶ岳 山行報告

参加者   OM(CL)、KY、YK、YK

2024年7月13日
北沢峠は2年前の5月に仙丈岳に登る為に訪れていますが、甲斐駒ヶ岳は実に43年ぶりです。午前3時過ぎに起床し外に出た空模様を確認しますが、星は見えていなので曇り空の様で、昨夜雨が降ったようで地面は濡れています。4時の朝食後薄暗い樹林帯を登り始めますがヘッドライトは不要で、上空は青空が広がっているようで、一安心です。今日は長丁場ですので樹林帯の九十九折の道をゆっくりと登っていくと我々と同年代と思われる6人パ-ティ-に追いつき少しお話ししますが、栃木から来られたとの事で、リ-ダ-の女性はどうやらガイドさんの様です。


北沢峠出発                     駒津峰に到着
双児山までは前後しながら登りますが、双児山でゆっくりと休憩されたのか、その後は下山途中で行き違うまで会う事は有りません。双児山付近から振り返ると、北岳、仙丈岳等の南ア北部の山々が見えるようになり、富士山も頭を出して来ます。又、風も吹き出して今までの蒸し暑さを吹き飛ばしてくれます。駒津峰まで登り着くと更に展望は広がり、御嶽、乗鞍岳の間に白山も見えて来て全員写真撮影に余念が有りません。

中央の岩稜を登ります                                   岩場を登ります
此処から見ると山頂へのルートは岩稜の直登ル-トと巻き道の通常ル-トが有りますが、メンバ-の実力を考慮して登りは直登ル-トで登り下りを通常ル-トにします。直登ル-トは初めのうちは岩稜が続きますがホールドはしっかりしており、鉄筋の足場の有る所も有りますが○印に従って登って行くと意外に簡単に登れます、Co1800mを越すと傾斜が緩いザラ場のルートが山頂に続いています。山頂には先着の5名の若者グル-プが休憩中で、集合写真を撮って頂き、その後は思い思いに写真撮影しながらゆっくりと休憩します。

甲斐駒ヶ岳山頂にて              南アルプス北部の峰々と富士山

北アルブスの峰々                  下山します
先ほどの若者パ-ティ-は先に下山した様です(彼等とは最後まで前後しながら北沢峠まで下ります)。
下山は通常ル-トを下りますが山頂直下で朝の6名パ-ティ-とすれ違い、挨拶を交して分かれます。


お疲れ様でした                    甲斐駒ヶ岳ル-ト図(クリック拡大)
当初は時間に余裕が有れば駒津峰から仙水峠経由で下山する周回ル-トの予定でしたが、余り余裕が無いので確実な往復ル-トにして北沢峠に下山し、13時10分発のバスに乗る事が出来ました。お疲れ様。

コ-スタイム
北沢峠(4:36) →双児山 (6:41)→駒津峰(7:27~7:42)→直登ル-ト分岐(8:10)→甲斐駒ヶ岳 (9:09~9:35) →直登ル-ト分岐(10:09)→ 駒津峰(10:39~10:48)→双児山 (11:21~11:32)→北沢峠(12:42)