榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IS、SH、YK   4名
記録
2021年1月9日
今回は本来は3連休に付き、大山・三平山の例会でしたが、年末寒波より強力な寒波が来襲しており、米子道の通行止めが示唆され、又大山付近の荒天予報も有り、大事を取って例会を中止しました。その代わりの第一弾として雪が少ない山という事で、西脇市の妙見山・白山に日帰りで登る事にしました。登山口の住吉神社に到着すると、どうも一度見たような風景ですがいつ来たのかはどうしても思い出せません(妙見山の肩辺りの「つえたて」に登り着いた時、SHさんが案内板を見て、「一度ここに来たことが有ると」の言葉でおぼろげながら確かにこの案内板はお覚えが有り、この前で写真を撮った事を思い出しました。しかし何時頃の事か思い出せなくて帰宅後調べて見ると2016年2月11日の例会で今回とは逆回りに周回したことが分かりました。今まで一度登った山は殆ど覚えていて、今回の様に指摘されるまで分からなかった事は一度も無いので「そろそろ危ないのでは」とショックです)。

住吉神社を出発                  中央に白山、右奥に妙見山が見えて来ます

準備後、白山に向けて出発し、少し戻った所の石垣に取り付けられた「妙見山」の表示板に従って進みます(初めの予定は最初に白山に登る予定ですので、表示板通りに行くのは誤りなのに何も考えずにそのまま進みます)しばらく歩くと害防護柵が有り、扉を開けて、更に進むと妙見山への道標が有り、そこで初めて予定ル-トの逆回りに気付きます。地図で確認すると少し反対側に行くと正規の白山への登山道に突き当たりそうなので、砂防ダムの上手を渡り主面を登りかけますが茨のヤブでそれ以上進むのは無駄な時間が掛かりそうなので、急遽、予定とは逆回りにすることにします。最初の登りはウラジロが茂った花崗岩がV字型に削られ、落ち葉で滑りやすい急な登山道です。ウラジロが無くなると雑木林のなだらかな道を登ると、妙見山の肩辺りの「つえたて」に到着。思ったより早く付いたので、妙見堂経由で山頂を目指します。

つえたてに到着                   妙見堂

山頂への稜線に登り着くとチラホラ残雪が現れて来てますが、周囲は樹林に囲まれて、展望が無く風も吹いて来て、指先が冷たくなって来ます。妙見山山頂は寒いのと、展望が無いので集合写真を撮って早々と白山に向かいます。

妙見山山頂にて                    白山山頂にて

白山への稜線はP549までは左側が雑木林、右側は檜林のアップダウンですが歩き易い道です。白山山頂は最後岩っぽい道を登り切ると岩の上に山頂の標識が有り、南から西側の展望が有り、彼方に播磨灘の海が輝いていて、船も見えます。

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白山山頂より南西~西側、播磨灘も見える      下山路のモミの大木

山頂は風もなく、日が当たると暖かいので、のんびりと昼食です。昼食後、急傾斜の登山道を下り一つ目のコルから道標に従って門柳方向へ下降開始。初めは狭い道で踏み外さない様に注意しながら下り、沢筋に入るは道幅は広く、モミの大木も有る岩がゴロゴロした道になりますが快調に下り、本来朝登る予定の白山登山口に下山。

降りて来ました                  妙見山~白山ル-ト図(クリック拡大)

振り返ると白山から妙見への稜線が青空の下くっきりと見えます。少しくらい雪が有るだろうとの期待(?)はあっさり裏切られた山でした。

コ-スタイム
住吉神社(8:55~9:05) →つえたて(10:30)→妙見堂(10:37)→まばお(10:51)→妙見山(11:03~11:07) →十字路(11:16) →P549(11:40) →白山(11:54~12:45)→門柳分岐(12:57)→白山登山口(13:35) →住吉神社(13:47)