参加者 OM(CL)、AM、IS、KY、SH、NK 6名
記録
2021年1月20日
17日の例会は京都府下の山で実施の予定でしたが、近畿3府県に出された緊急事態宣言で急遽中止としましたので、希望者を募って本日湖北武奈ヶ岳に登る事にしました。湖西線の堅田駅集合時は小雨がパラついていましたので、天気予報通りの天気にならないのではと心配しましたが、車を走らせ角川に到着した頃は空も明るくなって来て、一安心です。集会場の駐車場に車を置かして頂き出発。道標は有りませんが適当に山側に少し入ると椿の木にぶら下がった「武奈ヶ嶽登山道入口」と書かれた看板が有ります。積雪は昨夜までの新雪が10~20cmでツボ足で登り初め、少し上の古いお堂でワカン、スノ-シュ-シュ-を履きます。
角川集会場に駐車して出発 460m付近登ります
登山道は雪に埋もれてはっきりとは分かりませんが黄色いテ-プに導かれて登ります。その内に掘割状の道が現れてそれを辿ります。杉林と雑木林が入り混じる尾根が続き、20cm程度の新雪をラッセルしながら登り、P457に到着。此処からは全員で交代でラッセルしながらなだらかな尾根を辿り、それが終わると左側は雑木林、右側が杉林の急登となり新雪も増えて来ますがNKさんは深い雪を物ともせずラッセルで快調に登られ、ついて行くのが精一杯ですが助かります。登り切った赤岩山は杉林に囲まれたピークで、「角川区集落」の指示板の高さから見て積雪は1m程度でしょうか。
高島トレイル稜線へ登ります 山頂はすぐそこ
赤岩山からは杉林の中を少し降り、登り返すと高島トレイルの稜線にたどり着きます。相変わらずトップのNKさんは快調で、ガンガン登られます。稜線に登ると右手に伊吹山から北に延びる滋賀県境の山々が、振り返ると比良山系の顔を出して来て励みになります。山頂付近はお昼頃になっても落ち切っていない樹氷が快晴の下でキラキラ輝いています。
山頂付近の霧氷 湖北武奈ヶ岳山頂にて
山頂付近の窪地に先行パーティ-の方が昼食中で、杉山から登られ角川に下山されるとの事。山頂からは生憎西側の展望は有りませんが、北側の若狭湾からすぐ目の先の三十三間山、三重ケ嶽、遥かかなたに白山が、すぐ南側には岐阜県と滋賀県境の山々が南側の霊仙山まで一望できます。今年は三重ケ嶽南尾根~三重ケ嶽~湖北武奈ヶ岳の周回が久しぶりに出来そう。
山頂より滋賀県境の山々 琵琶湖眺めながら下山
比良山系の山々を背景に 湖北武奈ヶ岳ル-ト図(クリック拡大)
昼食後の最初の下りは琵琶湖、比良山系の山々を正面に眺めながらの、積雪期だけに許される快適な下りで、危険な所は無いので各自思い思いのトレースを残しての下降は雪山ならではの楽しみです。角川集落ではすっかり緩んだ雪の除雪で忙しそうですが、集会場の駐車場では除雪の手を止めて我々との四方山話にお付き合いして頂けるような方も居られるほどの穏やかな天気です。
コ-スタイム
角川集会場駐車場(8:35~8:45) →P457(9:51)→赤岩山(11:14)→湖北武奈ヶ岳(12:13~12:50)→角川集会場駐車場(14:44)