榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、AT、IA、IS
2021年4月07日
以前から温めていたのですが。今回ISさんが車を出して頂けるとの事で急遽実施できることになり、名神高速道菩提寺PAで落合い下山口の甲津畑の鳴野橋に向かいます。橋の袂には既に4台の先行車が駐車しています。此処に私の車を置き、ISさんの車で杠葉尾の銚子ヶ口登山口の駐車場に向かいます。2か所ある駐車場は都合6台程駐車可能で最後の1台として駐車。

1台、銚子ケ口登山口駐車場に駐車           銚子ケ口山頂にて

気持ちが良い天気で見上げると満開の桜で山肌は白くなっています。登り口からは杉林の尾根の東側を緩やかに登って行き須谷川源流手前で尾根の西側を登り、やがて源流付近で沢身を辿るようになり杉林を抜け出して急登を登り切ると銚子ケ口の東側の方に登り付きます。登り着くと釈迦ケ岳と御在所岳間の稜線越しに春霞で霞んだ濃尾平野が見えて来ます。一登りすると銚子ケ口山頂。山頂で集合写真を撮っているとご夫婦かと思われるパ-ティ-が登って来られましたが、直ぐに引き返していかれました。さてこれからどんなル-トかと進みますが大峠までは全く普通の登山道でテープ、道標も整備されており小さな登り下りは有りますが迷う事は有りません。大峠からは道標は無くテープのみですが稜線を忠実に辿れば迷う事は有りません。

大峠通過                     気持ちが良い稜線です

只、P1087を越した辺りから稜線の幅が狭くなっている個所、崩壊地の上を歩く所が有りますので注意は必要です。P1022を越したコルからの細い尾根を木の根を掴みながら登るとイブネからクラシ間の台地の端に登り付きます。4名のパーティ-と行き違います。

P1123よりイブネ方面                 クラシ付近より辿って来た尾根を振り返る

彼らはこれから銚子ケ口に向かうのでしょう。此処から眺める緩やかな起伏の台地は疎林の間に有るヒカゲカズラ、苔等が生えた地面に、水が流れる裸地が筋状を呈しています。もう少しすると緑に覆われる様になると思いますが、何となく違和感を覚える景色で、半世紀ほど前は笹薮でヤブ漕ぎした記憶が有るのですが植生が変わってしまったのでしょうか。帰宅後調べて見ると、昔は笹、ススキ等で覆われていたとの事。

イブネにて                    杉峠にて

クラシで風を避けて昼食。昼食後はイブネを越しタイジョウへの分岐を右折して、杉峠まで下ります。平日の午後3時頃ですから誰にも会いません。峠からはフジキリ谷沿いの千草街道沿いの昔の遺構を訪ねながら下山し予定よりもずいぶん早く鳴野橋に到着。私の車で杠葉尾の登山口に止めたISさんの車に向かいます。

壊れかけた橋を渡る               銚子ケ口~イブネルート(クリック拡大)

コ-スタイム
銚子ケ口登山口駐車場(8:35~8:45) →銚子ケ口(10:55~11:00)→大峠(11:36)→クラシ(13:06~13:34)→イブネ(13:55)→タイジョウ分岐(14:26) →杉峠(14:40~4:42)→林道(16:01)→鳴野橋駐車地(16:40)