榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(単独)
2021年6月30日
佐々里までは2時間弱掛かりますので、午前6時前に自宅を出て、久多峠、佐々里峠を通り7時半頃に佐々里の八幡神社に到着。神社の道路脇に駐車させていただきます。今日は午後3時ごろから雨の予報ですので蒸れますが雨とヒル対策の長靴です。県道を少し下って一の谷林道に入り地図上で比較的傾斜が緩そうな所から取付くべく一つ目の橋の手前まで遡りますが地図とは異なり崖状の急斜面ですが引き返すのも邪魔くさいので急斜面をヤブ、木の根を掴みながら強引に登ります。

八幡神社横に駐車                  崖状の斜面を登ります

支尾根に登り着くと後は緩やかになり下生えも少なくなり歩き易くなります。大段谷山への尾根に登り切るとブナ、ミズナラ等の気持ちの良い尾根になりP744から一旦下り登り切ると大段谷山に到着。山頂には古い山名標が有り、天気も予報より良くなり晴れ間が広がって濃い緑が鮮やかです。此処からはテープが所々有り杉林主体のなだらかな尾根歩きになります。北側の樹間からブナノキ峠の稜線が望め、再び歩いて見たい山域ですが、京大演習林は原則立ち入り禁止(ブナノキ峠は当日申請すれば立ち入り可能との事)ですので、自由に歩き回れた時期が懐かしい。

樹間からブナノキ峠方面を望む            灰屋から佐々里峠への道

灰屋分岐からの道はかつて日常生活で利用されていたと思われる道で一部崩落しかけた所は有りますが高低差の少ない快適な道で佐々里峠まで続いています。途中で小野村割岳へ向かうと思われる6人パーティ-と行き違います。佐々里峠には予定していた時間よりかなり早く到着。品谷山から佐々里への尾根は初めてで状況は分かりませんが、行程は半分以上こなし、品谷山までのルートは1カ月半前に歩いていますので少しホッとします。

佐々里峠に到着                  稜線のヤマボウシは実をつけています

品谷山に到着                 下山尾根は倒木とヤブで始まります

 

品谷山の山頂は杉とブナに囲まれて展望は有りませんが一時悪くなりかけた天気も持ち直し、風も有り快適な時を昼食で過ごします。佐々里への下山尾根は全般的に緩やかなので快適な尾根かと予想していましたが、予想に反し最初から倒木とヤブで始まります。幸い獣道が有り、獣道はヤブが薄くなっている所を上手く通っていますので利用させてもらいながら下ります。Co700m付近からはヤブも薄く歩き易くなり、P642付近からは赤松、モミが現れて来ます。尾根の末端は平らになっているので簡単に道路に降りられると思い進みますが崖状になって簡単に降りられないので少し戻って道路に着地。無事下山を感謝して参拝して神社横に駐車した車に到着。水浴びしたい所ですが上着を着替えただけで我慢します。

降りて来ました                 大段谷山~品谷山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
佐々里八幡神社(7:32~7:38) →一の谷林道(7:55)→P744(8:56~9:05)→大段谷山(9:25)→灰屋分岐(9:45)→小野村割岳分岐(10:20)→佐々里峠(10:35~10:45) →ダンノ峠分岐(11:20)→品谷山(11:45~12:15→P642(13:20~13:30)→佐々里八幡神社(14:00)