榾火山の会

(ほだびやまのかい)

Category : 個人山行

参加者  OM(CL) 、NK
記録
2018年12月19日
今日は晴天です。八日市インタ-出口のコンビニでNKさんと待ち合わせて甲津原の鳴野橋手前の駐車地に向かいます。駐車地には1台車が止まっていました(帰りにお会いし、お話ししたところイブネまで往復されたとの事)。橋を渡り15分程舗装された林道を進むと左手に梯子が現れて来るので、此処からカクレグラの南西に下りている支尾根に取り付きます。

 

梯子上より支尾根を見上げる            支尾根750m付近

取付きから木を掴みながらの急登の連続で708mのピ-クに到着。一旦下って再度の急登でユズリハの藪が所々現れて来ますが大した事は無くカクレグラに到着(2004.11.23に登った時は水谷岳の看板が有りましたが今は見当たりませんでした)。快晴ですが風が強く寒いので、写真を撮って早々にタイジョウに向かいます。

 

カクレグラにて                   稜線962m付近

タイジョウまではP962m、P911mを初め小ピ-クが有り気持ちの良い尾根でテ-プ、レスキュ-ポイントの看板、200m毎の小看板等が有り、ル-トは明確で、良く歩かれている様子。タイジョウの登りは大石が堆積している所が有り、我々は右側を巻いて登りましたが、積雪が2cm程度でテ-プ、レスキュ-ポイントの看板、200m毎の小看板等が有り、ル-トは明確で、良く歩かれている様子。タイジョウの登りは大石が堆積している所が有り、我々は右側を巻いて登りましたが、積雪が5cm程度で足場にはならず滑りやすいので此処を下る場合は軽アイゼン+ザイルか、カクレグラ山頂から北に下っている支尾根を少し下ってからトラバ-スで稜線に戻るのが良いかもしれません。タイジョウの山頂も我々だけで積雪は4~5cm。

 

稜線950m付近よりタイジョウ             タイジョウ手前の岩場

 タイジョウ手前の岩場の右側を登る

タイジョウからP1084mまでの尾根は小ピ-クが続き、やせ尾根、崩壊地の横のル-ト等で飽きさせません。P1084mから緩やかに登るとイブネへの分岐が有り、天候はすっかり曇ってきましたがイブネに向かいます。

 

P1084mへの登り          P1084m付近よのタイジョウ、カクレグラ

先行者の足跡が有り往復されたようです。佐目峠まで来ると右手に御在所岳、鎌ケ峰及び水沢岳までの鎌尾根のギザギザが見えてきます。佐目峠峠から一登りでイブネの山頂ですが、此処は山頂と言うよりは原っぱのど真ん中という感じで積雪は5cm程度ですが北側はすっかり雲の中で展望無し(2002.11.10に鳴野橋から往復した時は杉峠で20cmの積雪有とのメモが有りました)。今回はクラシ~銚子の周回はせず、風も強く寒いので写真撮影後早々に下山です。

 

佐目峠よりイブネ方面                 イブネにて

 

イブネより鎌が岳・鎌尾根              イブネより御在所岳・鎌ケ岳・雨乞岳

イブネ分岐まで戻り杉峠に降り立ちます。2004年当時は3本あった内の2本は既に無くなって当時からの枯れた杉が残っているばかりです。

 

杉峠ノ頭よりイブネ                 フジキリ谷を下る

杉峠からはフジキリ谷をくだり、途中のトチの木の下で遅い昼食を摂り、予定通り15時前に鳴野橋の駐車地に到着。今日は寒い中、冬の到来を感じながら快適に歩けた1日でした。

コ-スタイム
鳴野橋駐車地(7:30~7:40)→登り口(7:55)→P708m (8:30)→カクレグラ(9:15~9:20)→P962m(9:50) →P911m(10:20)→タイジョウ(10:55~11:00) →イブネ分岐(11:45)→イブネ(12:10~12:15) →イブネ分岐(12:30)→杉峠ノ頭 (12:35) →杉峠(12:45) →フジキリ谷810m付近(13:15~13:40) →ツルベ谷分岐(14:07)→鳴野橋駐車地 (14:57)

参加者  OM(単独)
記録
2018年12月1日
自宅から約2時間で松屋集落の「モミじんパ-ク」の駐車場に到着。此処には「Café Miroku」が有りコ-ヒ-は400円です。準備後白谷登山口まで林道を歩きますが、大日岳登山口への分岐までは舗装されており、分岐には3台程度の駐車場所が有ります。此処からは地道となり20分程で白谷登山口に到着。登山口には立派な看板が有り、「頂上まで90分」と有ります(地元山岳会のコ-スタイムでは150分)。

 

松屋地蔵大権現岳登山口の駐車場          白谷登山口の看板

登山口は沢の合流点になっており、能登又谷を渡渉して東側から注ぐ谷に入ります。この谷を2回渡渉し、次の枝沢の手前から右手の斜面を少し上ると山頂から北西に下ってくる尾根の末端付近に登り着きます。

 

登山口看板より最初の渡渉点            3回目の渡渉点

此処からは急登で、480m付近から550m付近までユズリハの薄い藪になりますが問題なく通過でます。550m付近で沢の源頭状になり、藪が切れて一旦平坦になりますが直ぐにユズリハの濃いヤブになりますが、藪が薄い所を探しながら登ると突然藪を切り開いた道となり、600m付近で尾根は広がって藪は無くなりブナ林になり、道の痕跡が現れて来ます。

 

支尾根550m付近、沢の源頭           支尾根720m付近の道の跡

道は尾根をジグザグに登って行き、所々不明瞭な所は有りますが、丁寧に辿って行けば山頂まで続いています。ノロ尾稜線の灌木帯を抜ければ松屋地蔵大権現岳からの「美浜トレイル」ル-トと合流し、反射板の所で左折して大御影山山頂です。

 

支尾根780m付近                ノロ尾合流点付近より大御影山山頂
山頂は今にも降りそうな天候で、誰も居ません。風も有り雨もぱらついて寒いので、昼食はもう少し下った所と摂る事にしてノロ尾を下山開始。このル-トは2009月3月9日に松屋から往復して以来です。

 

大御影山山頂                  大御影山山頂よりノロ尾

当時は今の様に登山ル-トとして整備されておらず、看板などは当然、テ-プも無く、すっきりしていましたが、今では随所にテ-プ、「美浜トレイル」の看板が有り、灌木は切り開かれ、木の階段も有り、迷うことは有りません。

 

ノロ尾分岐付近の尾根               ノロ尾P812m付近

812mピークから一旦270m程下り、少し登り返すと松屋地蔵大権現の山頂に到着。周囲は綺麗に刈り払われていてちょっとした広場になっています。天気は少し良くなって来ましたので此処で昼食。
 

松尾地蔵大権現岳付近よりP812m         松屋地蔵大権現岳山頂

下山ル-トは此処で松屋に下山するのと、粟柄谷に下るのと2つに分かれていますが、誤って粟柄谷のル-トに入ってしまいました。此処は殆ど歩かれていない様子で、斜面の道は消えかかっています。このままでは数年のうちに消えてしまうのでは。

 

粟柄ル-ト370m付近の登山道           大御影山・ノロ尾ル-ト図(クリック拡大)
粟柄谷に下山したため林道を30分歩き松屋の駐車場に到着。到着後「Café Miroku」でコ-ヒ-を頂きました。下山して直ぐにコ-ヒ-を飲めるなんてなかなか出来ない経験でした。
コ-スタイム
松屋駐車地(7:45~7:50)→白谷登山口(8:30)→550m地点 (9:20)→大御影山山頂(10:40~11:00)→P812m(11:30) →P812m下のコル (11:55)→松尾地蔵大権現岳(12:15~12:40) →粟柄谷登山口 (13:20) →松屋駐車地(13:50)

西穂高岳 山行報告

参加者  OM(単独)
記録
2018年10月15日
昨日夕方自宅を出発し、近江八幡経由で午後8時頃道の駅「ななもり清美」駐車場に到着。何車か車中泊で駐車しています。早速いくばくかのアルコ-ルを飲んで就寝。朝5時ごろ起きてみると、天気予報通りの曇天です。午後から雲も取れてくるとの予報で、朝食後出発。新穂高ロープウェイ駅に7時過ぎに到着。第1便は8時半ですのでゆっくりと待ちます。平日にも関わらず第1便は満員です。相変わらずの曇天の中、西穂山荘へ向かって出発ですが、独標より上の方はガスに隠れて全く見えません。西穂山荘で休憩し、まずは独標に向かいますが、既に登り終えた方々が下山されてきます。

 西穂山荘上部よりガスの独標方面

丸山の稜線に出ると風が強く、寒くなって来ましたのでカッパ着用。今から登る方は私を含めて3名(登りも下り前後して殆ど一緒)です。独標は全くガスの中で周囲は全く見えず、時々上高地が見下ろせる程度です。西穂への稜線は更に風が強く、寒くなってきて周りのハイマツには霧氷が付いており、冬の到来が近いのを感じさせますが、寒さで口がうまく動かせず、はっきりと喋れません。寒いからか、それとも加齢によるのか、思った様にバランスが取れないので慎重に登りますが、周りが見えないのと若い先行者に遅れないようにオ-バ-ペ-スになってしまい息が切れます。たどり着いた西穂高岳は先着者4名が休んでおられますが、相変わらずガスの中です。

 

4峰コルより奥、西穂               西穂高岳山頂にて

予定では午後1時ごろの予定でしたので1時間程余裕が有りますが、展望もなく寒いので、昼食後早々に下山に掛かります。ピラミッドピ-クに戻る頃に周りが少し明るくなり、独標迄下りて来ると周りが少しずつ見える様になって来て、西穂高岳は見えませんがピラミッドピ-クまでは望めるまで回復してきました。

 

 

帰路、ガスの西穂を振り返る          独標、10峰コルよりロ-プウェイ駅方面

 

帰路、独標よりピラミッドピ-ク     帰路、独標とピラミッドピ-ク

独標でゆっくり休憩の後、西穂山荘近くまで下山して後ろを振り向くと前穂高岳がようやく姿を現し、西穂高岳も一瞬姿を現しましたが直ぐにガスに巻かれ、しばらくガスが晴れるのを待ちましたが次々と湧き上がるので諦めて西穂山荘に下ります。午後2時半西穂山荘到着。

 帰路、少し晴れて来ました。

午後3時45分発のロ-プウェイに乗る予定にしている為、此処でゆっくり休憩。西穂高ロ-プウェイ駅には予定通り到着しましたが、とうとう西穂高岳は最後まではっきりと姿を見せませんでした。下山後「平湯の森」で入浴、夕食後、昨夜と同じ道の駅で2時間ばかり横になった後に、夜中の1時過ぎに帰宅。

 

帰路、樹林帯より西穂~独標稜線          西穂高岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
新穂高ロ-プウェイ駅(9:03)→西穂山荘(9:53~10:00)→独標 (10:57)→ピラミッドピ-ク(11:30)→西穂高岳(12:10~12:20)→ピラミッドピ-ク (13:00) →独標 (13:20~13:35)→西穂山荘(14:25~14:50) →新穂高ロ-プウェイ駅(15:35)

参加者  OM(単独)
記録
2018年9月26日
昨夜は昼頃八幡平マウンテンホテルを出発し、仙台駅経由で午後8時頃姥沢駐車場に到着。途中のドラッグストア-で購入したビ-ル、持参したウイスキ-を飲み、7月に購入した車中泊用のマットを敷いて睡眠するが、枕が合わなくて十分に寝られなかった。本日は快晴。リフトは8時にならないと動かないので、姥沢小屋裏ル-トで登ることにする。登山口には美化協力金を徴収するために朝早くから詰めているので、此処で200円の協力金を支払い登山開始。月山は修験の山の為か、本日歩いた道は全て石畳の道で、湿原は木道となっている。少し上ると水場が有り、水を詰め替えるついでに飲むと、冷たくて美味しい。ここらあたりから紅葉が始まっており、牛首下分岐付近から上の草紅葉に朝日が当たって黄金色に輝いている。牛首まで登ると背後には朝日、飯豊連峰が望める。

 牛首下分岐付近の草紅葉

 

牛首より飯豊・朝日連峰             牛首より姥沢小屋裏ル-ト俯瞰
ここまで来ると山頂への斜面の紅葉に朝日が当たりだして、快晴の下息を飲むほど美しい。未だリフトが動いていないので、少し早く出発した方が少し上を登っているだけで静かな山です。山頂へのなだらかな稜線に出ると正面には月山神社本宮が鎮座しており、改めて月山神社の山である事実を突きつけられる。山頂には頂上小屋に宿泊されたのか数名の方が既に先着しています。山頂からは北側に酒田平野の奥に鳥海山が望めますが、南側は雲が湧いて来て生憎何も見えなくなって来ました。

 

稜線の紅葉                     月山神社と鳥海山

 

月山山頂より鳥海山              月山山頂付近より姥ケ岳・湯殿山方面

帰りは姥ケ岳を経由して、リフトで下山すべく、牛首まで下りますが、この頃になるとリフトで登ってこられた登山者がウィ-クデイにも関わらず続々と登ってこられます。紅葉が目的でしょうが流石に人気の山です。この頃になると周りはすっかりガスに覆われて何も見えなくなり残念ですが、リフトを降りて駐車場に戻って来たころはガスも晴れて再び頂上付近が見える様になって来ました。駐車場で、昨日岩手山下山時に濡れた物を干しながらのんびりと昼食を摂り、午後1時頃小国経由で帰路に着きました。明日は雨との天気予報でラッキ-な1日でした。

 

下山後、駐車場より月山山頂方面         月山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
姥沢駐車場(6:00)→水場(6:15)→牛首 (7:45)→月山山頂(8:45~9:15)→牛首 (9:40) →姥ケ岳 (10:25)→リフト上駅(11:00) →リフト下駅 (11:15) → 姥沢駐車場(11:25)

参加者  K氏(リーダ-)、OM、IA、KY、SM、K氏、I氏、K氏、F氏
記録
2018年8月25日
今日の天気予報は午前中曇り、午後から晴れてくる予報ですが、桑原に到着するころから小雨模様です。今日のル-トは殆ど樹林帯を歩くことになるので雨具は着用せずに出発。丹波越への登山道は結構な急登です。この途中でIAさんが最初のナツエビネ1株発見。よほど注意しないと見逃してしまいそうな小さな株ですが全員で寄ってたかって撮影タイムです。稜線上はもっと大きな株が有るとの事で期待しながら登ります。所々に高島トレイルのテ-プが有るのは終点の三国岳からの下山ル-トになっている為の様です。尾根の上端付近で巻き道となり茶屋跡を横目に少し上ると丹波越に到着。

 

丹波越                       三国岳山頂にて
ここから三国岳への稜線は、かつては笹に覆われていましたが今は笹が全く無くて落ち葉に覆われた地面が遠くまで見通せる程で鹿もナツエビネを見つけるのは容易でしょう。そのせいか有ったのは1株だけです。三国岳山頂は涼しい風が吹き抜けていますが、予定よりかなり遅れているとの事で、集合写真撮影後すぐに出発。久多への分岐を過ぎて天狗峠への稜線は一昨日の台風の強風で折れたかなり太い枝が落ちています。直ぐに3株程発見。此処の株は先ず先ず見頃です。その後すぐに三ボケへ下る鞍部に到着し、谷を下ります。30分程で三ボケ出合に到着。

 

久多への分岐にて                  三ボケへ下る

 

三ボケへの支流を下る                    三ボケ出合にて

 三ボケ出合

ここでゆっくりと昼食。K氏に作って頂いたウィンナ-、クレープ(?)、おまけにI氏のワインで大満足。昼食後のル-トは三ボケの水量が多くて登山靴で歩くのは不適当とのリ-ダ-K氏の判断で尾根を登り返し三国岳へ向かう事に決定。登り返した三国岳山頂は涼しい風が吹き抜けて、ハンモックでも吊り下げて昼寝したいほどいい気持ちです。下壺谷への下山尾根で3か所10株程のナツエビネは背が高く立派な花ですが最盛期を過ぎて少し残念です。

 

ナツエビネ  2題
予定より1時間程遅れて桑原の駐車地に到着。トイレの横に2階建ての建物が建築中です。今回のナツエビネ探索山行は期待していた程の株は見られなかったもののほぼ目的を達成しましたが、今後更に数を減らすのではないかと心配です。

 三国岳~三ボケル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
桑原駐車地(8:35~8:50)→丹波越(10:30)→三国岳 (11:35)→三ボケ下降点(12:10)→三ボケ出合(12:40~13:20) →三国岳 (14:35)→下壺谷登山口(16:40) →桑原駐車地 (16:55)

美浜・甲森谷 山行報告

参加者  OM、K氏、T氏
記録
2018年8月12日
自宅からどんぐり倶楽部キャンプ場まで2時間。ここで昨晩宿泊していたK氏ら2名と合流。少し引き返し横谷川林道に入り関電の取水口手前の6台程止められる広場の手前が道路に大きな凹凸が有り前のバンパ-がつかえて(翌日バンパ-を確認すると底部が外れておりホームセンタ-でフックを購入し仮固定、車のディ-ラ-がお盆休みで、当てなければ大丈夫な程度に固定補修)それ以上進めないので手前の少し広くなった場所に駐車。早々に準備、私はここから沢靴を履きましたが、2人は堰堤で履き替えるとの事でザックに収めて出発。
30分程歩き堰堤に到着。ここから横谷川に入ります。川沿いに関電の巡視路が取り付けられており。10年程前の記録を見ると2つある吊り橋も通行出来て、殆ど渡渉なしで甲森谷の出会いまでは遡れた様ですが、現在の吊り橋は全く人が通れる状態ではなく、所々にクサリ、ハシゴ、岩に埋め込まれたステップ等が有りますが、急斜面では巡視路は完全に痕跡も無くなっており、沢を歩く方が遥かに安全で、所処腰まで漬かりますが、今日の様に水量も少なく暑い日は快適です。

 

横谷川林道出発              横谷川遡行 1

 

横谷川遡行 2               横谷川遡行 3

今日は「トチとカツラのワンダ-ランド」と称される程、栃と桂の大木が有る所を少し遡った岩屋までですので、のんびりと横谷川を遡りますが中ほどで沢靴をふと見ると、左足の後ろ側の底がはがれています。右足は昨年のスケン谷の時に剥がれてその後接着剤で修理しましたが、左足は異常なかった為そのままでした。急遽6mmの細引きを出して応急修理。先は長いので気が気では有りません。甲森谷に入ると水量は更に減少し、潜っても膝くらいです。肌色の岩のゴルジュ(?)を過ぎると桂の木が現れて来ます。それと一緒に炭焼き窯の跡も現れて来ます。

 

甲森谷遡行              カツラの木の前で

炭窯の崩れ方から見ても昭和の中頃まではまだ炭焼きが行われていたのかもしれません。こんな所から、巡視路(当時は巡視路だったかどうかは分かりません。逆に当時使われていた杣道を巡視路として整備したのかも知れません)を通って炭を運搬していた人々に頭が下がります。「トチとカツラのワンダ-ランド」は台地上に桂の木を主に、栃の木が混じった良い雰囲気の所です。こんなに桂の大木が有る場所は初めてです。

 

トチの大木                 トチとカツラのワンダ-ランド

岩屋まで遡って昼食。ここから少し遡って左岸の尾根を登り切ると庄部谷山ですが、本日はここまで。帰りは所々残っている巡視路を辿り、消えている場所は沢に下りながら下りますが、今度は右足の未修理部分が剥がれていますが、先般修理した部分が大丈夫な為、そのまま歩きます。途中1ケ所5m程下るのに危険な所が有り、K氏が30mの補助ザイルを出して確保しての下降。更に途中で雷鳴が聞こえ、にわか雨が降り出しますが、沢登りで濡れているので雨具なしで朝の堰堤の所まで戻ってきました。装備を回収して駐車地に到着。濡れた衣類を全部脱いで着替えしていると猛烈な雨が降りだしますが車の中で着替えて事なきを得ます。国道に出るころには雨も止んで陽が当たるほどになりました。甲森谷沢歩きの一日が終了です。

甲森谷ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
横谷川林道駐車地(7:40~8:00)→堰堤(8:35)→甲森谷出合 (10:35)→岩屋(12:20~12:40) →白谷 (13:20)→甲森谷出合(14:20) →堰堤 (15:35) →横谷川林道駐車地(16:10)

参加者  単独
記録
2018年7月1日
今日は11月に予定している植谷峠を経由して須川峠に下り、縦走路を通って蛇谷ケ峰に登る例会のル-ト確認です。大野集会場に駐車して出発。集落を少し戻りお墓の脇から続いている微かな道の跡を辿ると倒木、石で覆われている道が現れて来て、ジグザグを切りながら尾根に登っています。

 

登り口上の道跡                 尾根上420m付近

420m付近からP535mまでは傾斜は穏やかになり道の痕跡も所々に残っていますが、注意しないと直ぐに見失ってしまいます。赤松、杉、ナラの樹林で周囲の展望は全く在りませんが、時々の涼しい風に救われます。P535mからP792mまでは急傾斜が続きます。ここまで来ると武奈ヶ岳方面の展望が少し開けますが、今日は生憎の天候で武奈ヶ岳は雲の中。

 

P972m                    P972m付近より反射板のピ-ク

蛇谷ケ峰手前の反射板の有るピ-クもすぐそこに望めます。ここから2つの小ピ-クを越えると造林公社の看板が現れます。ここから100m程緩やかな尾根を登ると右手に現れて来る尾根が横谷源頭へ下る尾根ですが、そのままピークまで登ると同じ方向に派生している尾根に乗ってしまうので注意が必要です。

 

造林公社の看板                横谷への分岐テ-プ

正しい尾根にははっきりした掘割状の道が横谷源頭まで下っていますので迷うことは有りません。横谷源頭の細い流れを渡り直ぐに須川峠へに到着。此処には道標が有り「大野(難路)」となっていますが、道標を作った時には道は有ったかもしれませんが現在では明確な道は無いので、地図が読めない場合は遭難の原因になりかえって危険です。

 

横谷源頭への道跡               須川峠の道標

ここからは比良山系最北端の蛇谷ケ峰への縦走路です。蛇谷ケ峰山頂は10名程の登山者で、此処でやっと360度の展望ですが生憎の曇り空で、眼下の琵琶湖も灰色です。風も有り、じっとしていると寒いので早々に昼食後反射板の有るピ-クを経由して横谷源頭への分岐に目印のテ-プを取り付けながら下山。P972mからの下りは当初細かな枝尾根に入り込みやすいので注意が必要です。

 

蛇谷ケ峰よりリトル比良              蛇谷ケ峰・植谷峠ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
大野集会場(8:20~8:30)→尾根上420m(9:05) →P972m(10:25) →造林公社の看板(10:45) →横谷源頭(11:15) →須川峠(10:20)→蛇谷ケ峰(12:10~12:30) →反射板(12:40) →P816m(13:02) →横谷源頭への分岐(13:05) →P972m(13:40) →P536m(14:07) →尾根上420m(14:25)→大野集会場(14:45)

参加者  OM、IA、IS、OR、KY、KK、SH、SM
記録
2018年5月16日
ホ-ムペ-ジの掲示板で募集し、本来は週末の18日の週末に予定していましたが、週末は雨天との天気予報で、最終的には16日になりました。鞍掛トンネルは滋賀県側の道路が通行止めに付き、八風トンネルを通って三重県側からコグルミ谷登山口に2時間程かけて到着です。トンネルが通れるときは駐車禁止ですが、現在は路肩に止めても大丈夫です。今日のル-ト図は一応御池の頂上に行く予定にしていますが、目的を達成すれば引き返すつもり。コグルミ谷からのル-トは3年前に来た時とは打って変わって綺麗に整備されており、すっかり歩きやすくなっています。しばらく上ると最初の熊に出会えます。

 

タテ谷付近にて             熊との遭遇1

3年前と同じように大雨が降ると流れ落ちてしまいそうな急斜面の砂礫地にしがみつくように咲いています。今年は温かい為全ての花が早く咲いており、此処の熊も既に盛りが過ぎて一部は黒ずんでいますが、今後も盗掘などの被害に会わないことを祈ります。少し上ると長命水。3年前は沢全体が荒れていて、此処を見落としてしまい、更に沢を詰めてから右岸の尾根を強引に登ってカタクリ峠にたどり着きました。長命水からは地図通りジグザグを切ってナラ、クヌギなどの新緑に囲まれた歩き易い道を登り切ると6合目のカタクリ峠到着。

 

長命水からの登り                 カタクリ峠にて

 

真ノ谷下降                    真ノ谷からの急登

右側の道を行けば御池岳山頂ですが、我々はそのまま横断し、真ノ谷への小沢を下ります。此処にも明確な踏み跡が真ノ谷へ続いています。真ノ谷は杉などの針葉樹が無く流れも穏やかでカエルの声が喧しいくらいですが、良い谷です。しばらく下ると登り口に到着。お昼前ですが、食事すると急登を登る気がしませんので、皆さんにはしばらく我慢していただき鹿が食べない為バイケイソウが大繁茂している急斜面を登ります。単独行の方が2人下って来たので、熊の事を聞くと、有ったという方と、エビネしか見つからなかったと言う方ですが、有ったけど隠しているのかなと思われます。結構な斜面ですのでジグザグを切って登り続けると突然ドンピシャで熊が出現です。

 

熊との遭遇2                   熊

200株くらいはいるでしょうか、蕾も有りますが今が見頃です。株を踏まないようにと注意しながら、スマホ、デジカメでの撮影会開始です。その内に8人位のパーティ-が上がってきて彼らと交代して昼食。彼らによれば、昨年より開花は少ないとの事ですが十分満足です。

 

オドリコソウ                     ヒメレンゲ

昼食後は当初の予定通り(?)引き返します。帰りは登り道では見過ごしていた花の写真を撮りながらゆっくりと下山。久しぶりの熊に会えて、満足した御池岳でした。

コ-スタイム
コグルミ谷路上駐車地(9:30~9:45)→タテ谷分岐(10:05) →長命水(10:45) →カタクリ峠(11:15) →真ノ谷付近(11:40~13:25) →カタクリ峠(14:05)→長命水(14け20) →コグルミ谷路上駐車地(15:08)

参加者  OM、IT、SH、SM
記録
2018年5月11日
竜ヶ岳のシロヤシオは例年ですと20日前後が見頃との事ですが、今年は全ての花が早く咲いています。ネット情報でも今週末頃が見頃と有り、好天予報の今日に決定。石榑峠への道路で対向車の方から峠の駐車場は満車状態で峠まで0.2kmポスト横の空き地に駐車出来るとの事でしたので、そこに車を置きます。後から来た小型の観光バスは方向転換できず、バックで下っていきました。快晴の下早速準備して出発。峠までの道沿い、駐車場には10台程度ずつ駐車可能です。登り始めは掘割状の道から始まり、トラロ-プの有る岩場を登り、花崗岩のザラザラ状の深い掘割状の道が断続しますがそれを嫌って林の中に踏み跡が多数あります。樹林が切れてトラバ-ス道を登ると重ね岩。

 

石榑峠上よりシロヤシオの尾根              重ね岩付近のシロヤシオ

 

満開のシロヤシオ                 シロヤシオの下にて

この少し前くらいからシロヤシオが咲いていますが、このあたりから満開状態で真っ白な花が青空に映えています。ここからしばらくはシロヤハオのトンネルの中を登り笹原の稜線に飛び出します。稜線に近い斜面は未だ咲いていない株も有り、この辺りは来週以降が見頃かもしれません。

御池岳・藤原岳を眺めながら稜線歩き

 

竜ヶ岳山頂にて                山頂より御在所方面

山頂は平日にも関わらずイロヤシオ目当ての方々で結構混雑しています。風もなく、暖かな山頂でゆったりと昼食、コ-ヒ-を楽しみ下山開始。下山時は上から見下ろすので登りとは視点が異なり、皆さん思い思いに撮影しながらゆっくりと下山しますが、このル-トは峠から直ぐに登れるので、午後から登る方も多く賑やかです。下山後は久しぶりに池田牧場のジェラ-トを楽しみました。

コ-スタイム
石榑峠駐車地(8:55~9:05)→重ね岩(9:55)→竜ヶ岳(10:40~12:10) →石榑峠(13:50)

参加者  OM、KM
記録
2018年5月1日
自宅を出発して1時間半程度で池河内奥の落合橋に到着。来る途中の林道で新しい落石を発見し、石を除去しながら、加藤の声に促されて上の斜面を見るとイノシシの親子がいます。これはミミズを掘り出すために斜面の土を掘り返した時に発生した「イノシシ為的」な落石です。イノシシも我々をジッと見つめています。親子連れは危険ですので早々に落石を片付けて通り過ぎました。落合橋のたもとは数台駐車できる広場が有り、準備して出発。黄色テ-プが巻き付けられて所から登り始めます(因みにこのテ-プは駒ケ岳まで嫌というくらい木に巻き付けられており、同一人物かは分かりませんが、ご丁寧にテプラ-でプリントされた案内が張り付けられたテープも有り、案内につられてそちらの方向に行ってしまう登山者がいるかもしれませんので、却って危険で迷惑です)。千石山への尾根に出るまではナラ、クリ、アカマツの樹林の急登ですが、下生が殆ど無いので登りやすい尾根です。

 

登山口の黄テ-プ                 550m付近の急登

尾根に出て最初のコルで左側の谷からの掘割状の古道が現れますがしばらくすると消えてしまいます。杉林と落葉樹の尾根は両側の展望は有りません。途中直角に折れ曲がった後の急登を登り切り、しばらく登り続け千石山に到着。ここも樹林に囲まれて全く展望は有りません(千石山は2013.12.14の例会で井ノ口から登頂しています)。

 

470m付近の古道                千石山山頂

千石山から若狭駒ケ岳への稜線歩きが始まります。主なピ-クは2つ有りますが標高点表示の有るP650mの一つ手前のピ-クから高島トレイルの三重嶽・湖北武奈ヶ岳等が遠望できますが霞んでおり写真に撮ってもはっきりしないでしょう。此処にも黄色テ-プが巻き付けられて、手書きで「熊川城跡云々」の表記が有ります。若狭駒ケ岳に近づくにつれてブナ林が広がり、木陰に入ると涼しくてホットします。山頂には誰も居ません。木陰で昼食中に2名の方が登ってこられました。

 

ミツバツツジ                    若狭駒ケ岳稜線600m付近

 

若狭駒ケ岳稜線650m付近            若駒ケ岳山頂

下山路は初め20分程高島トレイルのル-トと重複しますがP730mより北に下りる尾根に入ります。P611m直下のコルは地図には標記されていない林道が横切っており、法面には丸太の階段が取り付けられています。ここまで下りてくるル-トは時々ユズリハの藪に阻まれますが、人が通れるくらいの幅でユズリハが無い部分が有ったので誰か何らかの「道」として整備したのでは?と思っていましたが、やはり「道」として認識されているようです。

 

下山尾根660m付近              P611m直下の林道
これから先は段々に踏み跡が薄くなって来て、倒木で通りにくくはなっており、標高300mを切ると一部岩尾根状の所も有り歩きにくく成りますが、顕著な支尾根の派生が無いので尾根を外さなければ問題ありません。最後は朝駐車した落合橋に下山。無風状態で5月初めとは思われない程暑い。

 

下山尾根220m付近            落合橋駐車地 左林道直ぐ登山口 橋の欄干奥下山口

千石山~若狭駒ケ岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
落合橋駐車地(7:40~7:55)→千石山への尾根(8:45)→千石山(9:32~9:40) →P650m (10:35)→P642m(11:00) →若狭駒ケ岳 (11:35~12:12) →P730m下降点(12:32) →P650m (12:45) →P611m(12:55)→林道(13:05) →P456m (13:24) →P428m (13:35)→落合橋駐車地(14:10)

参加者  OM、K氏、H氏、M氏
記録
2018年4月29日
自宅からどんぐり倶楽部キャンプ場まで2時間。ここで昨晩宿泊していたK氏ら3名と合流。少し引き返し横谷川林道に入り関電の取水口手前の6台程止められる広場に駐車。20分程歩き関電巡視路標識No.448から登り始めます。少し上るとつり橋が現れ、これを渡ると斜面をトラバ-スする道(?)ですが、本来の目的には使用されていないようで荒れ放題で殆ど土砂で覆われており、足を滑らすと谷底まで滑り落ちるような部分も有り、下山時には使用したくないル-トです。

 

関電巡視路No.448              巡視路の吊り橋

 

斜面の巡視路1               斜面の巡視路2

谷を渡渉し左岸の斜面をジグザグに登ると鉄塔です。巡視路はここから直ぐにトラバ-スしており、どうやら隣の鉄塔に向かっているようですが、我々は尾根をそのまま直登し、地図に表記されている堰堤からの尾根と合流して更に登りピ-ク772mに到着。

 

660m付近の登り                750m付近の登り
ここまで登り付けば傾斜は緩くなり、全体的には若いブナがほとんどですが、所々大木も有るブナ林になります。見上げればブナの新緑が快晴の青空に映え、涼しい風も吹き抜けて最高の気分です。ブナの緩やかな尾根を登りきると庄部谷山の山頂で三等三角点と山名を記した標識がぶら下がっています。

 

庄部谷山山頂                 稜線のブナ林

ここから南東方向に稜線上のピークを3個超すと稜線は北東方向に直角に折れ曲がり、「勾玉」状のピ-クを越えて一登りすれば、野坂岳から三国岳へのピ-ク806mに到着。本日の目的地はここまで。ここまでのル-トは所々藪らしき所も有りますが歩き易く、尾根さえ外さなければ問題ありません。ここでの昼食中に2名の単独行者に会いました。一人は黒河林道から野坂岳往復、もう一人は野坂岳からマキノまで行くという方。皆さん健脚です。

 

稜線より野坂岳                 庄部谷山ル-ト図(クリック拡大)

昼食後来た道を戻りますが、帰りはピッチも上がり予定より早く庄部谷山に到着。下山ル-トの堰堤からの尾根には方向を確認して入ります。少し下ると送電線の鉄塔に出ますが、下山用に予定していた巡視路は、朝の鉄塔へ続いていて堰堤には下りていません。やむなくそのまま急な尾根を下り続けますが、朝の巡視路のトラバ-ス道を下山に使用するより遥かに安全です。最後は甲森谷への道に下山。これを辿って朝の広場に到着。
庄部谷山は2012年5月27日に例会で新庄側から登って以来、ほぼ6年ぶりでした。

 

庄部谷山のイワカガミ               庄部谷山のイワウチワ
コ-スタイム
横谷川林道駐車地(7:30~7:45)→関電巡視路標識Np.448(8:05)→420m鉄塔 (9:05)→尾根分岐620m(9:50)→P772m(10:20)→庄部谷山(10:45~10:55) →P860m (11:20)→直角に方向転換P850m(11:43) →稜線P806m (12:27~13:00) →直角に方向転換P850m(13:35) →庄部谷山(14:20) →尾根分岐620m(15:10)→横谷川堰堤(16:05) →関電巡視路標識Np.448 (16:20)→横谷川林道駐車地(16:40)

参加者  OM、KM、MH
記録
2018年3月25日
米原のセブンイレブンでMさんと落ち合い、甲津原に向かいますが車から見える山肌には全く雪は有りません。甲津原アグリコテ-ジ付近で駐車場を探して、コテージ前の空き地に駐車して周りを見渡しても山蔭にチラホラ有るだけで、参考にした、年が異なる同時期の記事中の写真で雪原になっていた田圃は殆ど雪など残っておらず土が露出しています。予想との差に愕然としたものの、とりあえずアグリコテ-ジの管理棟まで戻り駐車の許可を取り、快晴の下出発。

 

林道の雪の状態                  所々地面が出ている

林道は所々地面が露出していますが概ね雪に覆われています。雪が緩んでおりワカンを履きたいのですが、ワカンの脱着が煩わしいのでそのままツボ足で中津又谷沿いの林道を、下山時対岸から渡る予定の橋を確認しながら遡ります。645m標高点付近でワカンを履いて杉林に覆われた尾根に取り付きます。取付き時に有った雪も直ぐになくなりますがその内に残雪が出てくるだろうとワカンを脱がずに登り続けますが、一向に残雪らしきものは現れて来ず、代わりに藪状になってきます。堪らずワカンを脱ぎます(結局下山まで再度ワカンを履くことは有りませんでした)尾根は杉林と雑木の藪が交互に現れて来て尾根を右に行ったり左に行ったりと、煩わしく思うように歩けませんが、何とか予定時間内にP947m南側稜線まで登り切りました。

 

850m付近、尾根上は残雪なし         登り切った稜線、雪庇だけ残っている

ただ登り切った稜線上に残雪は無く、恐らく先週の大雨と高温で一気に雪解けが進んだのでしょう。風下の雪庇が崩れずに残って廊下状になっているだけで、細い尾根には全く残雪は有りません。少し下った新穂峠は滋賀県側からの道が登ってきており、岐阜県側はすぐ横を林道が通っていますが多分雪が消えても車は通れないでしょう。ここからは稜線上に明確な踏み跡と所々テ-プも有り、歩かれている様子。新穂谷山は広い台地上で積雪は40~50cm。

 

新穂峠                    新穂谷山の登り

ここからも雪庇の跡と踏み跡を行ったり来たりしながら登りますが、周囲のブナは巨木は無いものの良い感じで、雪に覆われていれば素晴らしい尾根歩きが出来そうな所です。P947mから2時間弱で新穂山に到着。岐阜県側は杉林で、その間から蕎麦粒山か望めますが遠くの奥美濃の山々は春霞の中に沈んでいます。ここで昼食後、後半の行程です。

 

P1010mを背景に登る              稜線上は明確な踏み跡有り

 

新穂山を望む                  新穂山へ980m付近

新穂山より蕎麦粒山

出発直後にル-トミス、Kさんに指摘され慌てて修正。相変わらず残雪を拾いながら尾根を右往左往しながら進みます。このあたりも踏み跡は明確です。おまけに恐らくは鹿と思われる足跡が多数あり、地面は掘り返されていて完全に獣道が出来上がっています。P932m手前のコルから170m程登ると鳥越山。ここは三角点の有る山頂とは言え、尾根上のコブのような所で表示が無ければ知らない内に通り過ぎます。

 

P932m手間へのコルへ下降           P932m手間へのコルからの登り

 

鳥越山へ1020m付近の稜線           稜線より奥伊吹スキ-場、ブンゲン

ここからは鳥越峠へ分岐するピークを越えて南下しますが、初めはブナ林ですがやがて雑木の藪が始まります。ここでも少ない残雪を拾いながら、雪の重みを跳ねのける枝に叩かれながら下ります。左手には奥伊吹スキ-場が望め、その上はブンゲン、雪は有りそうです。P927mを通過し、P850mから南東方向の尾根を下りますが、残雪は全くなく方向を定めてヤブ漕ぎです。

 

ヤブ尾根より登りの尾根(杉林の尾根)      姉川源流の山ル-ト図(クリック拡大)

ここは無雪期には登りたく無い尾根です。30分程度で予定していた橋付近に下降。朝確認していた橋を渡り雪の緩んだ林道を戻ります。花粉症で鼻はズルズルですが、もうすっかり春です。

コ-スタイム
甲津原アグリコテ-ジ(7:35~7:45)→尾根取付(8:35)→稜線 (9:40)→新穂峠(10:00)→新穂谷山(10:25)→新穂山(11:35~12:10) →P1020m (13:00)→P932m手前のコル(13:37) →鳥越山 (14:30) →下降点P850m(15:30) →林道 (16:05)→甲津原アグリコテ-ジ(16:25)

参加者  OM 単独
記録
2018年3月11日
自宅から高速道路で1時間10分で菅並バス停に到着。道路脇に除雪された雪と田圃に薄っすらと残っている。今日は快晴。但し午後は少し曇ってくるとの天気予報で早速準備して、橋の手前を右折して杉林の踏み跡を登ると林道に飛び出す。登山口はここから南に200m程の所ですが、踏み跡と獣道はここから登っているのでそのまま登っていきます。直ぐに雪が現れて来てP379.2mを到着正規の登山と合流してなだらかな尾根を登って行き、P545mを過ぎると直ぐにケヤキ広場に到着。

 

林道の直ぐ上部                   ケヤキ広場

中央に大きなケヤキの有る台地で、無風で温かく気持ちの良い所です。この付近の積雪は40~50cm。このあたりから急登が始まり、所々藪が出ている所、雪庇が崩れて夏道を登る所等が860m付近まで断続しますが、振り返れば7日後に周回する予定の妙理山から七々頭ケ岳の稜線が現れてきます。

七々頭ケ岳~妙理山の稜線

P972m手前は雪壁状になっており、キックステップで乗り越えますが気温が低い場合はアイゼンが有った方が安全です。P972mを過ぎた尾根も岩交じりの急登で同じ様な状態です。

 

P972m直下の雪壁                 P972m上部の岩場(俯瞰)

先行者2名のトレ-スはアイゼンを履いていました。右手には春霞にぼやけた金糞岳も現れてきました。P972からの急登を登りきると山頂への稜線です。眼前には福井県境の上谷山から三国岳、岐阜県境の左千方、神又峰など、その奥には高丸、烏帽子岳、蕎麦粒山などが連なっていますが、朝の快晴は今にも降り出しそうな様子で残念です。

岐阜県境の山々、上谷山、左千方、神又峰、及び高丸、蕎麦粒山

頂上は先行者2名だけで、彼らも北尾根を降りるとのことで直ぐに下山していきました。山頂は私だけ、天気が良ければここでのんびりと昼食と言いたいところですが、じっとしていると寒いのとアラレも降って来たので、もう少し下った風のない北尾根で昼食と決めて下山開始。

横山岳山頂

北尾根もブナ林の尾根で快適に下れる。西尾根に比べてなだらかで残雪も多いような気がする。

 

稜線より山頂(右側)を振り返る         北尾根970m付近

P856.8mで昼食。ここまで下るとブナにミズナラ等が混ざってきます。730mの北西側に伸びる支尾根で登ってくる2人連れに出会うがよく見ると、先に下山された2人パ-ティ-です。聞くと誤って支尾根を下ってしまったとの事。

 

北尾根450m付近               北尾根最大の難関(?)
北尾根の最後の難関(?)は林道に降り立つ所。北尾根の末端付近は昔の作業道と思われる掘割状の道を下りますが、道は林道によって分断されて降り立つ部分は崖状の法面です。林道からは分断された残りの道を下りバス停到着。天気は朝の様に晴れてきました。

横山岳南西尾根~北尾根ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
菅並バス停(7:35~7:45)→林道(8:05)→545mトチの木平 (8:45)→890m付近(9:40)→P972m(10:00)→横山岳への分岐 (10:25) →横山岳(10:35~10:50) →北尾根分岐 (10:55)→P856.8m(11:35~12:00) →730m分岐 (12:00) →P624m(12:20) →林道 (12:50)→菅並バス停(13:02)

参加者  OM(CL)AN、IA、IS、OR、KM、KY、TK、NK、MS 10名
記録
2018年3月07日
湖西の例会の相似パタ-ンである堅田駅に7:30集合して2台の車に分乗し、京都からの直行車と坊村で合流し、都合3台で針畑川沿いを遡りますが、道路沿いには雪は殆どありません。朽木小入谷集落を過ぎたおにゅう峠への林道入り口除雪終了点付近の広場に駐車。この辺りは20~30cmの残雪が有ります。天気は薄曇りで無風です。おにゅう峠への登山道は尾根の登り口まで2回渡渉しますが最初の難関は針畑川の渡渉です。折からの雪解けで増水しており流れも急な為、膝下程度までは達しそうです。スパッツを履いているとはいえ濡れてしまうのは必至の状況ですので、此処での渡渉は諦めもう少し林道を遡ってみます。300m程遡った西谷と大倉谷の合流点の上手に浅瀬が有りここを渡渉して合流点まで戻り尾根の末端から登山開始です。

 

渡渉点を見下ろす               尾根に取り付きます

登山道は所々で地肌は出ていますが概ね締まった残雪に覆われていてワカン無しで歩けます。596m付近で林道へ登ります。ここから焼尾地蔵までは所々路面が見える林道歩きです。

 

焼尾地蔵                   700m付近登ります

焼尾地蔵から杉林の登山道を少し上ると再び林道と出会い100m程で林道と離れてP762mクを巻き込みながら登ると根来坂へのトラバ-ス道の入口ですが、ル-トは急斜面で硬い残雪が想されますので、このまま尾根を直登し根来坂東側のP860mを目指します。登り切ったP860mはブナに囲まれた良い感じのピ-クで、昨夜の霧氷が溶け出してカラカラと音を立てながら落ちて頭に当たると痛いくらいです。

  

ピ-ク860m付近のブナ              ピ-ク860mにて

 

根来坂への稜線                おにゅう峠へ

ここから高島トレイルに入り、少し下ると根来坂。根来坂からP871mを越えておにゅう峠へ向かいますが残雪が細かな藪を抑えており尾根はすっきりしています。一旦林道に下りておにゅう峠へ到着。吹き溜まりの残雪は有るものの、お堂の周辺の雪はすっかり溶けておりここで昼食。

 

おにゅう峠にて                おにゅう峠上の稜線

 おにゅう峠上の稜線より下山尾根(手前の尾根)

おにゅう峠からの登山道は樹林帯、平坦地以外の日当たりが良い場所、急坂には残雪は殆どありません。下山ル-トであるP803mからの尾根がすぐそこに見えています。659mピークを越えたコルから150㎡程登ると高島トレイルから少し外れてP803mですが、此処に上る途中にブナに囲まれたオクスゲノ池が有りますが今は雪に覆われています。この付近も良い所で、新緑の頃にも訪れてみたい。

 

オクスゲノ池付近にて               オクスゲノ池付近を良く

 

ピ-ク803mにて                 ピ-ク803mからの尾根

P803mからは初めてで、駐車地に下りる為に下れそうな尾根にル-トを設定しただけです。尾根は初め400m程度東進し、P770mから南南東へ方向を変えます。750m付近よりユズリハの藪がコル付近まで続きますが下りなのと、辛うじて残雪が抑えていますので歩けましたが残雪が無ければ結構煩わしい所です。尾根はP700mで十字型になっており、当初の予定ではそのまま直進する予定にしていましたが、下り始めが少し分かりにくく急なので下りながらのルート修正が難しいと判断し北東側の665㎡ピ-ク経由のル-トに変更。最後は残雪が無く枯葉で滑りやすい尾根を下降し、駐車地より100m程上手に降り立ちました。持参したワカンは一度も使用しませんでしたし、下山時すっかり曇天になっていましたが穏やかな天気に恵まれた山でした。

 

最後の急下降                高島トレイル・根来坂~P803mル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
小入谷駐車地(8:30~8:40)→P596m(10:00)→P762m付近(10:20)→高島トレイルP860m(10:45)→根来坂 (10:57) →おにゅう峠(11:15~11:50) →高島トレイルP803m (13:20)→P700m(14:20) →P665m(14:40)→小入谷駐車地(15:10)